設定の編集

システム管理者は、多くの ArcGIS Pro ユーザーのアプリケーション設定を管理できます。

下記の設定は、Editing ファイルの Pro.settingsConfig エレメントに追加する必要があります。

編集オプションの詳細

RequireExplicitStartEditing

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [セッション] > [編集タブで編集を有効/無効にする] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true
  • false (デフォルト)

注意:

このオプションは、設定をロックする前に手動で有効化する必要があります。

次にこの設定の例を示します。

<RequireExplicitStartEditing isLocked="false">false</RequireExplicitStartEditing>

SelectWorkspace

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで、[セッション] > [編集タブで編集を有効/無効にする] の順にクリックして、[1 つのワークスペースの編集セッション] を選択すると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true
  • false (デフォルト)

注意:

この設定は、RequireExplicitStartEditing と組み合わせて次のように動作します:

  • 構成ファイルで RequireExplicitStartEditing が指定されておらず、SelectWorkspace が指定されると、SelectWorkspace は無視されます。
  • 構成ファイルで RequireExplicitStartEditing が指定されており、SelectWorkspace が指定されないと、[複数のワークスペースの編集セッション] がデフォルトで有効になります。

次にこの設定の例を示します。

<SelectWorkspace isLocked="true">true</SelectWorkspace>

ShowSaveDialog

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [セッション] > [編集の保存を確認するダイアログを表示] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト)
  • false

注意:

この設定がロックされていて値が true に設定されている場合、[編集の保存] ダイアログ ボックスの [今後、このダイアログを表示しない] オプションは無効になります。

次にこの設定の例を示します。

<ShowSaveDialog isLocked="true">true</ShowSaveDialog>

ShowDiscardDialog

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [セッション] > [編集の破棄を確認するダイアログを表示] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト)
  • false

注意:

この設定がロックされていて値が true に設定されている場合、[編集の破棄] ダイアログ ボックスの [今後、このダイアログを表示しない] オプションは無効になります。

次にこの設定の例を示します。

<ShowDiscardDialog isLocked="true">true</ShowDiscardDialog>

EnforceAttributeValidation

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [一般] > [属性] > [属性の検証を実施] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト)
  • false

次にこの設定の例を示します。

<EnforceAttributeValidation isLocked="true">false</EnforceAttributeValidation>

WarnOnDelete

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [一般] > [生産性] > [データの削除を確認するダイアログを表示] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト)
  • false

注意:

この設定がロックされていて値が true に設定されている場合、[削除] ダイアログ ボックスの [今後このメッセージを表示しない] オプションは無効になります。

次にこの設定の例を示します。

<WarnOnDelete isLocked="true">true</WarnOnDelete>

NewLayersEditable

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [セッション] > [新しく追加したレイヤーを自動的に編集可能にする] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト)
  • false

次にこの設定の例を示します。

<NewLayersEditable isLocked="true">false</NewLayersEditable>

AutoSaveEdits

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [セッション] > [編集の自動保存] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • time,<integer>。整数は 1 ~ 1440 の分単位の数を表します。 整数が指定されていない場合や、この範囲外の場合、値はデフォルトの 10 になります。
  • operation,<integer>。整数は 1 ~ 100 の編集操作の数を表します。 整数が指定されていない場合や、この範囲外の場合、値はデフォルトの 30 になります。

注意:

デフォルトでは、編集は自動で保存されません。 isLockedtrue に設定されていて、time または operation 設定が指定されている場合、編集は自動で保存され、ユーザーは設定やその値を変更できません。 isLockedtrue に設定されていて、どちらの設定も指定されていない場合、ユーザーは編集を自動で保存できません。

次にこの設定の例を示します。

<AutoSaveEdits isLocked="true">time,1</AutoSaveEdits>

SaveWithProject

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [セッション] > [プロジェクトの保存時に編集を保存] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true
  • false (デフォルト)

次にこの設定の例を示します。

<SaveWithProject isLocked="true">false</SaveWithProject>

WarnOnDiscardAttribute

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [一般] > [属性] > [コミットされていない属性の編集] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • prompt (デフォルト)
  • apply
  • discard

注意:

この設定がロックされていて値が prompt に設定されている場合、[属性] ダイアログ ボックスの [選択内容を記憶して、今後このメッセージを表示しない] オプションは無効になります。

次にこの設定の例を示します。

<WarnOnDiscardAttribute isLocked="false">apply</WarnOnDiscardAttribute>

WarnOnDiscardGeometry

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [一般] > [ジオメトリ] > [コミットされていないジオメトリの編集] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • prompt (デフォルト)
  • apply
  • discard

注意:

この設定がロックされていて値が prompt に設定されている場合、編集ツール ダイアログ ボックスの [選択内容を記憶して、今後このメッセージを表示しない] オプションは無効になります。

次にこの設定の例を示します。

<WarnOnDiscardGeometry isLocked="false">prompt</WarnOnDiscardGeometry>

MoveToolActivationAfterPaste

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [一般] > [生産性] > [すべて貼り付けた後の移動ツールのアクティブ化] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true (デフォルト)
  • false

次にこの設定の例を示します。

<MoveToolActivationAfterPaste isLocked="true">true</MoveToolActivationAfterPaste>

AutoApplyAttributes

ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [編集] タブで [一般] > [属性] > [属性編集を自動適用] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。

設定可能な値は次のとおりです。

  • true
  • false (デフォルト)

注意:

この設定がロックされている場合、[属性] ウィンドウの [自動的に適用] 切り替えボタンは無効になります。

次にこの設定の例を示します。

<AutoApplyAttributes isLocked="true">true</AutoApplyAttributes>