システム管理者は、多くの ArcGIS Pro ユーザーのアプリケーション設定を管理できます。
下記の設定は、TextAndGraphics ファイルの Pro.settingsConfig エレメントに追加する必要があります。
テキストおよびグラフィックスのデフォルト シンボル オプションの詳細
DefaultFontName
ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [テキストおよびグラフィックス] タブで [デフォルト フォント] > [フォント名] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は、有効なフォント ファミリーの名前です。
注意:
アプリケーション経由でデフォルト フォントを設定し、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\DefaultFontName から該当する値にアクセスします。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultFontName isLocked="true">Arial Narrow</DefaultFontName>
DefaultFontStyle
ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [テキストおよびグラフィックス] タブで [デフォルト フォント] > [フォント スタイル] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
設定可能な値は、有効なフォント スタイルの名前です。
注意:
アプリケーション経由でデフォルト フォント スタイルを設定し、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\DefaultFontStyle から該当する値にアクセスします。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultFontStyle isLocked="true">Italic</DefaultFontStyle>
DefaultFontVariationSettings
ユーザー インターフェイスでは、[オプション] ダイアログ ボックスの [テキストおよびグラフィックス] タブで [デフォルト フォント] > [変数フォント軸値の変更] の順にクリックすると、対応する設定にアクセスできます。
注意:
このオプションは、バリアブル フォントがデフォルトのフォント名として指定されている場合にのみ使用できます。 DefaultFontStyle 設定が true の場合、このオプションはロックされます。
設定可能な値は、有効な軸タグです。 次のようなケースがあります。
- wght (太さ)
- wdth (幅)
- slnt (傾き)
- ital (イタリック)
- opsz (オプティカル サイズ)
注意:
アプリケーション経由でデフォルト フォント バリエーション設定を行い、レジストリ キー HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\ESRI\ArcGISPro\Symbology\Settings\DefaultFontVariationXml から XML にアクセスします。 この XML を DefaultFontVariationSettings ファイルの Pro.settingsConfig ノード内に貼り付けます。
次にこの設定の例を示します。
<DefaultFontVariationSettings>
<ArrayOfCIMFontVariation xsi:type='typens:ArrayOfCIMFontVariation'
xmlns:xsi='http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance'
xmlns:xs='http://www.w3.org/2001/XMLSchema' xmlns:typens='http://www.esri.com/schemas/ArcGIS/3.1.0'>
<CIMFontVariation xsi:type='typens:CIMFontVariation'><TagName>wght</TagName><Value>300</Value>
</CIMFontVariation>
<CIMFontVariation xsi:type='typens:CIMFontVariation'><TagName>wdth</TagName><Value>87</Value>
</CIMFontVariation>
</ArrayOfCIMFontVariation>
</DefaultFontVariationSettings>