機密エリアの墨消し

Image Analyst ライセンスで利用できます。

マルチスペクトル画像またはパンクロマティック画像内に機密エリアや墨消しする必要があるエリアがある場合、ピクセル エディターで 2 つの方法によってこれを行えます。 1 つ目の方法としては、領域を作成してから、その領域に対して操作を実行します。これについては「機密領域のピクセル化」をご参照ください。 2 つ目の方法としては、[ピクセル エディター] タブのツールを使用して、データを直接墨消しします。 このワークフローでは、[ピクセル エディター] タブにある対話形式の [墨消し] ボタン 対話形式の墨消し を使用して機密エリアを隠します。

ピクセル エディター セッションの開始

ピクセル エディターではマップ ビューにつき一度に 1 つのレイヤーだけ編集できます。 ピクセル エディターのセッションを開始するときに使用されているコンテキスト レイヤーが、そのマップ ビューで編集可能な唯一のレイヤーになります。 マップ内の別のレイヤーを編集する場合、最初にピクセル エディターを閉じて、[コンテンツ] ウィンドウで別のレイヤーを選択してから、ピクセル エディターをもう一度開いてそのレイヤーを操作します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウで、編集するマルチスペクトル ラスター データセット レイヤーを選択します。

    ピクセル エディターではラスター データセットのソースだけを編集できます。

  2. [衛星画像] タブをクリックします。
  3. [ピクセル エディター] ボタン ピクセル エディターを起動 をクリックします。

ピクセル エディターを使用してマルチスペクトル ラスター データセットを編集可能になりました。

エリアの墨消し

エリアを隠す必要がある場合、[ピクセル エディター] タブの [墨消し] ツール 対話形式の墨消し を使用することで、ポリゴン領域に対してこのタスクを簡単に実行できます。

  1. 領域を墨消しするエリアを拡大します。
  2. [ピクセル エディター] タブで、[墨消し] ツール 対話形式の墨消し をクリックします。
  3. ポリゴン ツールを使用して、黒色で塗りつぶす領域を描画します。

編集の保存

編集内容をデータ ソースに反映するには、編集内容を保存する必要があります。

  1. [保存] グループで、[保存] ボタン 更新 をクリックします。

    ソース データに影響を与えることなく編集内容を保存するには、新しいファイルに保存します。 [保存] グループで、[名前を付けて保存] 名前を付けて保存 ボタンをクリックし、新しいファイルの場所とファイル名を指定します。

  2. ラスター データセットの編集を終了したら、[閉じる] グループの [ピクセル エディターを閉じる] 閉じる をクリックします。

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