特定のデバイス、ワイヤー、および導体が、変電所、スイッチギヤ、溝、ダクトなどのオブジェクト内に配置されます。 フィーチャが別のフィーチャ内に配置されるリレーションシップは、「格納の関連付け」と呼ばれます。 他のフィーチャを格納しているフィーチャが格納器で、格納器内のフィーチャが格納物です。
ネットワーク フィーチャ間で、格納の関連付けを作成し、管理するには、次の複数の方法があります。
- [変更] コマンド
によって、[関連付けの変更] ウィンドウが開きます。 このウィンドウを使用して、既存のネットワーク フィーチャ間の格納の関連付けを作成および管理できます。 - Python スクリプトと AddContainmentAssociation 関数を使用した接続性の関連付けの作成
- [格納の開始] コマンド
を使用し、格納編集モードに移行します。 これにより、既存の格納器内に配置された格納物フィーチャに対して、編集時に格納の関連付けが自動的に作成されます。
格納編集モードは、既存の格納器フィーチャ内に、1 ステップで格納物フィーチャを作成する場合に便利です。 このモードでは、作成されたフィーチャは、格納の関連付けを使用する格納物としてアクティブな格納器に自動的に追加されます。
格納編集モードで作成された格納物フィーチャは、表示プロパティが false に設定されています。 つまり、格納編集モードを終了すると、それらのフィーチャはマップに表示されません。
ヒント:
マップ上で格納の関連付けの格納物を表示または非表示にするには、[格納物の表示] コマンド
を使用できます。 [格納物の表示] コマンドは、[関連付けステータス属性] で表示フィルターが機能するように適切に構成されているかに左右されます。 詳細については、「関連付けの表示の制御」をご参照ください。要件
格納の関連付けを作成するための要件を次に示します。
- 格納器フィーチャに [格納器] 関連付けロールが割り当てられている。
- 関係を構築するための格納の関連付けルールが存在する。
格納編集モードへの移行
格納編集モードに移行するには、次の手順に従います。
- [ユーティリティ ネットワーク] タブをクリックします。
- [関連付け] グループで [格納の開始] をクリックします。
- アクティブなマップで 1 つの格納器フィーチャを選択します。
注意:
格納器として選択されたネットワーク フィーチャのアセット グループおよびアセット タイプは、格納の関連付けロールが割り当てられ、格納のネットワーク ルールでサポートされている必要があります。
結果として次のような状態になります。
- 格納編集モードがオンになったことを示すポップアップが表示されます。
- 水色の破線ポリゴンが、マップ内で選択した格納器の周囲に表示されます。
- マップが、フィーチャの範囲、または格納器フィーチャに設定された表示縮尺に合わせて拡大します。 これは、関連付けロールの割り当てによって制御されます。
格納編集モードで (サポートしているルールを使用して) 作成されたフィーチャは、格納器の格納物になります。 削除したフィーチャは格納器から除去され、ネットワークから削除されます。
格納編集モードの終了
格納編集モードを終了するには、次の手順に従います。
- [ユーティリティ ネットワーク] タブをクリックします。
- [関連付け] グループで [格納の終了]
をクリックします。結果として次のような状態になります。
- 格納編集モードがオフになったことを示すポップアップが表示されます。
- 格納器の周囲の水色の破線ポリゴンが、マップから消えます。
- マップが、格納モードに移行する前に設定されていたビューの縮尺に戻ります。
格納編集モードがオンの間に作成されたフィーチャは、マップに表示されません。 これを変更するには、[関連付けの変更] ウィンドウで、格納の関連付け格納物の表示プロパティを変更します。