接続性の関連付けの削除

ユーティリティ ネットワークでフィーチャを接続する方法には、ジオメトリ上の一致に基づく接続性と接続性の関連付けの 2 通りがあります。

接続性の関連付けを使用すると、一致しない 2 つのフィーチャ間の接続性をモデル化できます。 接続性の関連付けを使用して、空間フィーチャと非空間ジャンクションおよびエッジ オブジェクトの間の関連性を作成することもできます。 接続性の関連付けは、ネットワーク ルールを使用し、関連付けることができるフィーチャのタイプを制限することで、データ品質を確保します。

接続性の関連付けを削除するには、[関連付けの変更] ウィンドウまたは Python を使用します。

関連付けの変更ウィンドウを使用した接続性の関連付けの削除

以下に、[関連付けの変更] ウィンドウを使用して 2 つのフィーチャ間の接続性の関連付けを変更または削除する方法を説明します。

1. アクティブ マップ ビューでユーティリティ ネットワークが使用可能であることを確認し、[ユーティリティ ネットワーク] タブをクリックします。

   [ユーティリティ ネットワーク] タブがアクティブになります。

2. [関連付け] グループで [変更] をクリックします。

   [関連付けの変更] ウィンドウがアクティブ化されます。

3. [関連付けの変更] ウィンドウで、接続性の関連付けから削除するフィーチャのうちの 1 つを選択します。
   1. [フィーチャの追加] ツールをクリックし、マップ上のいずれかのフィーチャをクリックして、ウィンドウ内の [アクティブなアイテム] を設定します。

      ジャンクションまたはエッジ オブジェクトに関しては、[選択の読み込み] ツールを使用し、[関連付けの変更] ウィンドウの [アクティブなアイテム] を属性テーブルの選択された行で設定します。

      [アクティブなアイテム] が指定されると、[接続性]、[格納]、および [付属物] タブが表示されます。各タブには、それぞれのタイプについてアクティブなアイテムが持つ関連付けの数を示すインジケーターが含まれています。

   2. [接続性] タブを選択すると、フィーチャの接続性の関連付けが表示されます。
   3. フィーチャにターミナルがある場合、[ターミナル] ドロップダウン メニューからターミナルを選択して、アクティブなターミナルに設定します。

      アクティブなターミナルへの接続は黒く表示されます。 フィーチャの他のターミナルへの接続は、明るめの灰色で表示されます。

4. [ジャンクション-ジャンクション]、[ジャンクション-エッジ]、または [ジャンクション-エッジ ミッドスパン] セクションで、接続性の関連付けを削除したいフィーチャの横にある削除ボタン をクリックします。

   削除ボタン をクリックすると、ウィンドウ内のフィーチャに取り消し線と、そのフィーチャが削除されることを示す緑色のインジケーターが表示されます。

5. [適用] をクリックして変更内容を確定します。

手順 3 で選択したフィーチャの指定された接続性の関連付けが削除されました。 ネットワーク トポロジの検証を行って、変更内容を反映します。

Python スクリプトを使用した接続性の関連付けの削除

編集者は Python スクリプトを使用して、フィーチャ間の接続性の関連付けの削除を含む編集操作を実行できます。 このためには、まず arcpy をインポートし、編集操作を開始して DeleteConnectivityAssociation 関数を実行する必要があります。