ジオロケーション情報と衛星情報を表示するだけでなく、GNSS デバイスの現在位置をポイント フィーチャクラスに記録できます。 そうすることで、デバイスの経時的な移動をトラッキングできます。 開始するには、ポイント フィーチャクラスのスキーマを編集するか、新しいスキーマを作成することによって、ポイント フィーチャクラスを準備する必要がある場合があります。
ログの処理中に、デフォルトで地理座標データが記録されます。 必要に応じて、[GPS メタデータ フィールドの追加 (Add GPS Metadata Fields)] ツールを実行して、追加の GNSS メタデータをフィーチャクラス フィールドに追加できます。 メタデータの保存は、データ品質の評価に役立ち、データ収集の標準に確実に満たすことができます。 メタデータ フィールドがポイント フィーチャクラスに含まれている場合、ログの処理中にメタデータをそれぞれのフィールドに記録できます。
ログ データ
GNSS 位置データ向けにポイント フィーチャクラスを構成するには、次の手順に従います。
- [表示] タブの [デバイスの位置] グループで、[位置の詳細] ボタン
をクリックし、[位置の詳細] ウィンドウを開きます。 このボタンが使用できない場合は、GNSS デバイス接続を確認してください。 - [デバイスの位置] ウィンドウで、[ログ データ] タブ
をクリックします。 - [出力フィーチャクラス] フィールドに、ポイント フィーチャクラスの位置を入力します。
[参照] ボタン
をクリックして、既存のポイント フィーチャクラスを検索して選択します。 新しいフィーチャクラスを作成する必要がある場合は、フィーチャクラスの作成ウィザードを使用します。[解除] ボタン
をクリックして、選択したポイント フィーチャクラスの選択を解除します。注意:
使用できるポイント フィーチャクラスの種類にはいくつか制限があります。 潜在的な接続の問題により、フィーチャクラスの位置はネットワーク共有に配置できません。 さらに、フィーチャクラスの地理座標系はデバイスと一致する必要があります。
- 必要に応じて、[サンプル間隔] 距離を指定します。 サンプル間隔を指定すると、デバイスがその距離よりも遠くに移動したときに新しいポイントだけがフィーチャクラスに記録されます。 必要に応じて、計測単位を変更します。
- ウィンドウの下部で [開始]
をクリックして、ポイント フィーチャクラスへのデータの記録を開始します。 いつでも [停止] 
をクリックして、記録を終了できます。
ログの処理中は、アプリケーションによりポイント フィーチャクラスに排他ロックが設定されます。 この間は、編集を行ったり、ポイント フィーチャクラスのスキーマを変更したりすることはできません。
注意:
[GPS メタデータ フィールドの追加 (Add GPS Metadata Fields)] ツールは、ポイント フィーチャクラスに次のフィールドを追加します。 ただし、受信機はこの情報をアプリケーションに送信しないため、これらのフィールドは記録できません。- ESRIGNSS_RECEIVER
- ESRISNSR_AZIMUTH
- ESRIGNSS_AVG_H_RMS
- ESRIGNSS_AVG_V_RMS
- ESRIGNSS_AVG_POSITIONS
- ESRIGNSS_H_STDDEV