00230: <値> には <値> の投影法と違う投影法が設定されています

マップまたはシーン内のキャッシュ サービス レイヤーまたはシーン レイヤーのパッケージの投影法が、共有するマップまたはシーンの投影法と異なります。 最善の解決策は、共有しているものおよびサービス レイヤーがベースマップかどうかによって異なります。

最初の <値> パラメーターはサービス レイヤーまたはシーン レイヤーのパッケージです。

2 つ目の <値> パラメーターはベースマップまたはシーンです。

  • Web マップには、共有されているマップと同じ座標系のベースマップが必要です。 マップ内のすべてのキャッシュ サービス レイヤーは、ベースマップと同じタイル スキーマを使用する必要があります。
  • Web シーンには、ベースマップは必要ありません。 ただし、ベースマップまたはその他のキャッシュ サービス レイヤーがシーンに含まれている場合、そのシーンの座標系と同じ有効なタイル スキーマがそこで使用されている必要があります。 例外は、WGS84 座標系を使用するローカル シーンを ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise 11.0 以降と共有している場合です。 この場合、ベースマップまたは他のキャッシュ サービス レイヤーは WGS 1984 Web メルカトル (球体補正) 座標系を使用できます。

    タイル スキーマ要件の詳細をご参照ください。

  • シーンにボクセル Web シーン レイヤーが含まれている場合は、シーンでボクセル Web シーン レイヤーと同じ座標系を使用する必要があります。
  • シーンに 3D ベースマップが含まれている場合、サービス レイヤーは 3D ベースマップのベクター タイル レイヤーと同じ座標系を使用する必要があります。

解決策

次のいずれかを実行します。

  • ベースマップと一致するようにマップまたはシーンの座標系を変更します。 3D ベースマップがある場合は、シーンの座標系をベースマップのベクター タイル レイヤーと一致するように変更します (エラーの原因となっているサービス レイヤーはベースマップであると想定します)。

    分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。 [オプション] ボタン オプション が表示されるのでそれをクリックし、[マップを更新してベースマップの座標系を使用] をクリックします。 マップまたはシーンの座標系が自動的に更新されます。

  • サービス レイヤーまたはシーン レイヤー パッケージと一致するようにマップまたはシーンの座標系を変更します (エラーの原因となっているサービス レイヤーはベースマップではないと想定します)。

    分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。 [オプション] ボタン オプション が表示されるのでそれをクリックし、[座標系プロパティの変更] をクリックします。 [マップ プロパティ] ダイアログ ボックスの [座標系] タブで、サービス レイヤーと一致するようにマップの座標系を変更します。

  • マップまたはシーンからサービス レイヤーまたはシーン レイヤー パッケージを削除します。
    注意:

    Web マップを共有する場合は、マップにはベースマップが必要です。

  • シーンと一致する空間参照でシーン レイヤー パッケージを再作成します。

追加情報

共有するマップまたはシーンは、マップまたはシーンに含まれるキャッシュ サービス レイヤーと同じ座標系を使用する必要があります。 これは、Map Viewer ClassicScene Viewer などの Web クライアントでは、キャッシュされた座標系でしかキャッシュ サービス レイヤーを表示できないからです。 サービス レイヤーの座標系は、[ソース] タブの [空間参照] のレイヤー プロパティで確認できます。

Web マップのベースマップ レイヤーの詳細

Web シーンのベースマップ レイヤーと標高レイヤーの詳細

注意:

グローバル シーンでは、シーンの座標系が WGS84 の場合、[ArcGIS Online/Bing Maps/Google マップ] タイル スキーマ オプションを使用できます。

詳細については、「ベースマップ」および「GIS リソースの分析」をご参照ください。


このトピックの内容
  1. 解決策
  2. 追加情報