24011: <値> はサーバーに登録されず、データがサーバーにコピーされます

Web マップまたは Web レイヤーを、登録済み参照データとともに共有しようとしています。 ただし、このレイヤーで参照されているデータ ソース、またはこのレイヤーに結合またはリレートされているデータが、フェデレーション サーバーに登録されていません。 データが、サーバーにコピーされます。

<値> パラメーターはデータ ソース、レイヤー、モザイク データセットです。

モザイク データセットでこの警告が表示された場合、特にデータセット自体に関連しています。 データセット内の画像は分析されず、サーバーにコピーされません。 登録済みデータを参照するには、データセット内のラスター データがサーバーに登録されている必要があります。

解決策

次のいずれかを実行します。

  • データをサーバーにコピーします。

    何もする必要はありません。 結合またはリレートされたすべてのデータを含むソース データが、フェデレーション サーバーにコピーされます。 モザイク データセットを共有しようとしている場合、そのコンテンツはコピーされず、モザイク データセットのみがサーバーにコピーされます。

  • データをサーバーに登録します。

    分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。 [オプション] ボタン オプション が表示されるのでそれをクリックし、[データ ソースをサーバーに登録] をクリックします。 [データ ストアの追加] ダイアログ ボックスで、必要な情報を入力し、[作成] をクリックします。

    注意:

    ArcGIS 組織でデータ ストアを登録する権限を持っていない場合は、組織の管理者に連絡するよう求める、メッセージが表示されます。 管理者は、データ ストアを登録する権限を割り当てることも、データ ストアを登録することもできます。

    サーバー データベース コネクションを指定するオプションは、Microsoft Entra multifactor authentication (MFA) を使用する SQL Server データベースをサポートしていません。 詳細については、Microsoft Entra ID のオプションをご参照ください。

    クラウド ストアのデータを使用して Web イメージ レイヤーを共有する場合、特定のプロバイダーと認証タイプを使用して作成されたクラウド ストレージ コネクション ファイルの登録は、サポートされていない可能性があります。 詳細については、「クラウド ストアをデータ ストアとして登録」をご参照ください。

    マップ イメージ レイヤーは登録済みクラウド ストアの参照をサポートしていません。

  • サーバーがポータルとフェデレートされている場合、登録済みデータ ストアを表示して、新しいデータ ストアを追加します。

    分析ツールのメッセージの上にカーソルを置きます。 [オプション] ボタン オプション が表示されるのでそれをクリックし、[[データ ストアの管理] ウィンドウを開く] をクリックします。 [追加] ボタン データ ストア アイテムをポータルに追加する をクリックして、Web レイヤーがデータを参照するデータ ストアのタイプを選択します。 [データ ストアの追加] ダイアログ ボックスで、必要な情報を入力し、[作成] をクリックします。

追加情報

データをサーバーに登録しておくと、サーバーがレイヤーのデータ ソースに確実にアクセスできるようになります。 データ登録の詳細については、「登録済みデータ ストアの管理」をご参照ください。

ソース エンタープライズ ジオデータベースまたはエンタープライズ データベースがすでにフェデレーション サーバーに登録されている場合でも、このメッセージが表示されることがあります。 この理由は、ソース エンタープライズ ジオデータベースを参照するレイヤーまたはスタンドアロン テーブルで使用されている接続プロパティ (ユーザー名、パスワード、バージョンなど) が、サーバーに登録されているエンタープライズ ジオデータベースの接続プロパティに一致しないためです。 登録は、個別の接続ごとに必要です。

たとえば、デフォルトとバージョン 1 の 2 つのバージョンを持つ DB1 という名前のエンタープライズ ジオデータベースがあります。 デフォルト バージョンを使用する DB1 への接続のみを登録するとします。 バージョン 1 をポイントするレイヤーまたはスタンドアロン テーブルを含むマップを共有しようとしているときに、この DB1 への接続を登録していない場合は、このメッセージが表示されます。 また、ジオデータベースへのそれぞれの接続に別々の名前を使用している場合にもこの状況が発生します。

詳細については、GIS リソースの分析をご参照ください。


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  2. 追加情報