ArcGIS Pro を使用すると、マップ内のナレッジ グラフ レイヤーを新しいナレッジ グラフ レイヤー アイテム として ArcGIS Enterprise 11.4 以降に保存できます。 新しいアイテムには、シンボル、ポップアップ、定義クエリ、ラベルに加えられた変更を含め、レイヤーのプロパティが格納されます。 構成の異なる複数のアイテムを作成し、同じナレッジ グラフを参照することもできます。 ナレッジ グラフ レイヤー アイテムは、ArcGIS Pro でマップに追加したり、Web マップで使用したり、ArcGIS Knowledge Studio で開いたりすることができます。
ナレッジ グラフ レイヤーを保存するには、コンテンツを作成する権限を持つ ArcGIS 組織に属しているアカウントが必要です。
ナレッジ グラフ レイヤーを新しいアイテムとして保存
このワークフローでは、ナレッジ グラフ レイヤーを新しいアイテムとしてポータルに保存する方法について説明します。
- マップ内のナレッジ グラフ レイヤーを右クリックし、[共有] をポイントして、[ナレッジ グラフ レイヤーに名前を付けて保存] をクリックします。
[ナレッジ グラフ レイヤーに名前を付けて保存] ウィンドウが表示されます。
- 新しいナレッジ グラフ レイヤーの名前を指定します。
- 必要に応じて、[サマリー] フィールドと [タグ] フィールドを完成させます。
最大 128 個のタグを入力できます。
[レイヤー タイプ] のタイプはナレッジ グラフ レイヤーです。 ソース データ (ナレッジ グラフ) の名前はレイヤー タイプの下に表示されます。
- [場所] で、[フォルダー] メニューを使用して、ナレッジ グラフ レイヤーを保存するポータル コンテンツのフォルダーを選択します。 必要に応じて、フォルダーを作成します。
デフォルトでは、ナレッジ グラフ レイヤーは、ポータル コンテンツのルート レベルに格納されます。
ヒント:
[参照] ボタン をクリックし、ポータル コンテンツのフォルダーを参照します。 テキスト ボックスに、フォルダー名を入力することもできます。
- [共有レベル] の下で、ナレッジ グラフ レイヤーを共有する方法を指定します。
- [所有者] - そのアイテムにアクセスできるのは、所有者 (および他のメンバーが所有しているコンテンツを表示する権限のある組織のメンバー) だけです。 これがデフォルトのオプションです。
- [組織] - コンテンツを組織内のすべての認証済みユーザーと共有します。 このオプションは、組織アカウントでサイン インした場合に使用できます。
- [すべてのユーザー (パブリック)] - コンテンツが一般公開されます。 誰もがコンテンツにアクセスして、表示することができます。
- 必要に応じて、[グループ] で自分が所属するグループを選択して、そのメンバーとコンテンツを共有します。
- 必要に応じて、[コンテンツ] タブをクリックして、フォルダー、新しいナレッジ グラフ レイヤー、およびサブレイヤーを表示します。
- [共有の完了] で [分析] をクリックして潜在的な問題がないか確認します。
エラーと警告は、[メッセージ] タブにリストされます。 メッセージを右クリックして、ヘルプ トピックを開くか、ソフトウェアで処置を行います。 GIS リソースを共有するには、エラー を解決する必要があります。 警告 の解決は推奨されますが、必須ではありません。
- エラーを解決し、必要に応じて警告を修正したら、[保存] をクリックして、新しいナレッジ グラフ レイヤーを保存します。
- 必要に応じて、[ジョブ] をクリックし、ジョブ ステータスを監視します。
- ナレッジ グラフ レイヤーが保存されたら、ウィンドウの下部にある [ナレッジ グラフ レイヤーの管理] リンクをクリックして、ポータルのナレッジ グラフ レイヤーにアクセスします。