ArcGIS Pro を使用すると、シーンから ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise 11.4 以降に 3D Tiles レイヤー を共有できます。 Web シーン レイヤーと同様に、3D Tiles レイヤーを使用して、大量の 3D 地理空間データを写実的に視覚化できます。
次の 3D Tiles レイヤーは、ArcGIS Pro から共有できます。
- 3D オブジェクト
- 3D メッシュ
3D Tiles レイヤーを共有するには、次のアイテムが必要です。
- コンテンツを作成する権限を持つ ArcGIS 組織に属しているアカウント
- ホスト タイル レイヤーを公開する権限を持つアカウント
- ArcGIS Enterprise 11.4 以降に共有する場合は、ArcGIS Data Store オブジェクト ストアが構成されたポータル
登録済みデータを参照する 3D Tiles レイヤーを共有するには、「キャッシュ データセットからの 3D Tiles レイヤーの公開」をご参照ください。
共有ジョブの処理中にそのまま ArcGIS Pro での作業を続けることができます。 ArcGIS Pro を閉じてもかまいません。 [ジョブ ステータス] ウィンドウで共有ジョブのステータスを監視できます。
デフォルト構成を使用した 3D Tiles レイヤーの共有
デフォルト構成を使用して、3D Tiles レイヤーを共有するには、以下の手順を実行します。 デフォルト構成を変更するには、3D Tiles レイヤーの構成をご参照ください。
- シーンを開きます。
- [コンテンツ] ウィンドウの [3D レイヤー] カテゴリから 3D Tiles レイヤーを選択し、選択したレイヤーを右クリックして [共有] メニューにポインターを合わせ、[Web レイヤーとして共有] をクリックします。
[Web レイヤーとして共有] ウィンドウが表示されます。
- Web レイヤーの名前を入力します。
デフォルト名は、レイヤーの名前です。
- 必要に応じて、[サマリー] フィールドと [タグ] フィールドを完成させます。
最大 128 個のタグを入力できます。
- [場所] で、[フォルダー] メニューを使用して、Web レイヤーを保存するポータル コンテンツのフォルダーを選択します。 必要に応じて、フォルダーを作成します。
デフォルトでは、Web レイヤーはポータル コンテンツのルート レベルに格納されます。
ヒント:
[参照] ボタン をクリックし、ポータル コンテンツのフォルダーを参照します。 テキスト ボックスに、フォルダー名を入力することもできます。
- [共有レベル] で、Web レイヤーを共有する方法を指定します。
- [所有者] - そのアイテムにアクセスできるのは、所有者 (および他のメンバーが所有しているコンテンツを表示する権限のある組織のメンバー) だけです。 これがデフォルトのオプションです。
- [組織] - コンテンツを組織内のすべての認証済みユーザーと共有します。 このオプションは、組織アカウントでサイン インした場合に使用できます。
- [すべてのユーザー (パブリック)] - コンテンツが一般公開されます。 誰もがコンテンツにアクセスして、表示することができます。
- 必要に応じて、[グループ] で自分が所属するグループを選択して、そのメンバーとコンテンツを共有します。
- [共有の完了] で [分析] をクリックして潜在的な問題がないか確認します。
エラーと警告は、[メッセージ] タブにリストされます。 メッセージを右クリックして、ヘルプ トピックを開くか、ソフトウェアで処置を行います。 GIS リソースを共有するには、エラー を解決する必要があります。 警告 の解決は推奨されますが、必須ではありません。
- エラーを解決し、必要に応じて警告を修正したら、[公開] をクリックして、Web レイヤーを共有します。
- 必要に応じて、[ジョブ] をクリックし、ジョブ ステータスを監視します。
- Web レイヤーが正常に公開されたら、ウィンドウの下部にある [Web レイヤーの管理] リンクをクリックし、ポータル内の Web レイヤーにアクセスします。