カスタム メッセージ (ModelBuilder)

サマリー

カスタムのエラー、警告、情報メッセージをモデルのメッセージに追加して、実行時のモデルのコンテキストを強化します。

使用法

  • このツールはモデルで使用する ModelBuilder からのみ利用できます。 このツールは、[ジオプロセシング] ウィンドウまたは Python からは利用できません。

  • このツールでは、[メッセージ タイプ] パラメーターの [カスタム メッセージ] オプションを使用することで、カスタマイズされたメッセージを扱うことができます。

  • あるいは、[メッセージ タイプ] パラメーターの [メッセージ コード] オプションを使用して、標準の Esri エラー メッセージまたは警告メッセージを使用することもできます。 標準のエラー メッセージまたは警告メッセージを使用するには、6 桁のコードを知っておく必要があります。 オフライン ヘルプ システムでは、ID コードはジオプロセシング ツールのヘルプにあります。 オンライン ヘルプ システムとオフライン ヘルプ システムでは、先頭のゼロを含む 6 桁の ID を使用してコードを検索することができます。 該当する ID を特定した後、メッセージに組み込む必要がある追加情報のメモを取っておきます。メッセージで <value> のように示されるものです。

  • [メッセージ コード] パラメーターには、メッセージに代入される値を指定できます。 代入をサポートするメッセージは、ドキュメント内では <value> で示されています。

  • [メッセージ コード] パラメーターでは、[追加メッセージ] の値を [メッセージ コード] の値に組み込んで、メッセージのコンテキストを改善できます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
メッセージ タイプ

カスタム メッセージと標準 Esri メッセージのどちらを使用するかを指定します。

  • メッセージ コードメッセージ ID によってアクセスされる標準 Esri メッセージが使用されます。
  • カスタム メッセージカスタム メッセージが使用されます。
String
メッセージ コード
(オプション)

モデルの実行時に標準 Esri メッセージが追加されます。

このパラメーターは、[メッセージ タイプ] パラメーターが [メッセージ コード] に設定されている場合にアクティブになります。

  • [メッセージ重要度] - 使用するメッセージ重大度を指定します。
    • [情報] - メッセージは情報メッセージになります。
    • [警告] - メッセージは警告メッセージになります。
    • [エラー] - メッセージはエラー メッセージになります。
  • [メッセージ コード] - Esri の標準の 6 桁のジオプロセシング メッセージ コードです。
  • [コード引数 1] - メッセージに代入される最初の値です。
  • [コード引数 2] - メッセージに代入される 2 番目の値です。
  • [カスタム メッセージ] - モデルの実行時に追加されるコンテキストの追加メッセージです。
Value Table
カスタム メッセージ
(オプション)

モデルの実行時にカスタム メッセージが追加されます。

このパラメーターは、[メッセージ タイプ] パラメーターが [カスタム メッセージ] に設定されている場合にアクティブになります。

  • [メッセージ重要度] - 使用するメッセージ重大度を指定します。
    • [情報] - メッセージは情報メッセージになります。
    • [警告] - メッセージは警告メッセージになります。
    • [エラー] - メッセージはエラー メッセージになります。
  • [カスタム メッセージ] - メッセージ文字列です。

Value Table

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力メッセージ

エラー、警告、情報メッセージです。

String

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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