レポート ドキュメントを Excel (.xlsx) ファイルとしてエクスポートして、さらに変更または共有できるテキストのみのレポート ドキュメントを生成します。 マップ、チャート、グラフィック、添付ファイルは含まれません。 エクスポート オプションをカスタマイズし、エレメントのコンテンツに合わせてセルを結合したり、垂直方向の空間を削除したり、格子線を表示したりした Excel ファイルを生成できます。 ページ範囲や番号付けのオプションも利用できます。
- アクティブなレポート ビューで、[共有] タブの [出力] グループにある [レポートのエクスポート]
をクリックして [レポートのエクスポート] ウィンドウを開きます。
注意:
- データ ソースが破損している場合は、[レポートのエクスポート] ボタン
は使用できません。 データ ソースは、[レポート プロパティ] ダイアログ ボックスの [ソース] タブで修復できます。
- レポートのデータ ソースに選択が含まれている場合、選択されているレコードと、エクスポートされた Excel ファイルだけがレポートに表示されます。
- データ ソースが破損している場合は、[レポートのエクスポート] ボタン
- [レポートのエクスポート] ウィンドウの [ファイル タイプ] で [XLSX] を選択します。
- [名前] テキスト ボックスで指定した出力ファイルの場所と名前を確認します。 変更を加えるには、コントロールに直接入力するか、参照ボタンをクリックして別の場所を参照します。
- [XLSX の設定] パラメーターを確認するか更新し、出力ファイルの外観をカスタマイズします。
- [コンテンツに合うよう行の高さを調整する] - エレメントのコンテンツに合うよう行の高さを動的に設定します。 それぞれに異なる行の高さを設定できます。
- [セルをマージしてコンテンツを調整する] - エレメントのコンテンツに合わせて、セルを自動的にマージします。
- [垂直方向の空白の削除] - レポート ページ上でマップ、チャート、グラフィック、添付ファイルが配置されている空白を削除します。
- [格子線の表示] - 行と列の間に線を表示します。
- [エクスポート] をクリックします。
ウィンドウの下部に、プログレス バーが表示されます。 エクスポートが完了したら、[エクスポートしたファイルの閲覧] をクリックして、Excel でファイルを開きます。
注意:
[レポートのエクスポート] ウィンドウは状況依存です。 現在アクティブなビューのレポートのエクスポートの進行状況が表示されます。
エクスポート オプション
[レポートのエクスポート] ウィンドウには、エクスポート処理を制御できる設定があります。 たとえば、サポートされていない数値形式の値をテキストに変換してその書式設定を保持したり、各サブレポートを個別のシートにエクスポートしたり、エクスポートするページを選択したり、優先するページ番号順を使用したりできます。
Excel ファイルの設定
数値形式の設定とシートの外観を制御するその他の Excel 設定には、次のようなものがあります。
- [サポートされていない数値形式をテキストとしてエクスポート] は、Excel でサポートされていない数値形式のカテゴリを使用する数値をテキストとしてエクスポートし、その書式設定を保持します。 数値をテキストとしてエクスポートし、書式設定を保持するには、このオプションをオンにします。 書式設定を保持せずに、数値としてエクスポートするには、このオプションをオフにします。
- 次の 3 つのうちいずれかの [シートのエクスポート] オプションを選択し、レポートで使用されるシートの数を定義します。
- 1 つのシート上のレポート全体をエクスポート
- 各サブレポートを個別のシートにエクスポート
- 各ページを個別のシートとしてエクスポート
ページ範囲
[ページ設定] タブをクリックし、ページ範囲を使用してレポートの一部をエクスポートします。 レポート内のすべてのページ、レポートの最終ページ、奇数ページのみ、偶数ページのみ、または定義済みのページ セットをエクスポートすることができます (例: 1-5、1,3,5、1,3,5-10)。 レポートの最終ページのみをエクスポートする理由の 1 つは、最終的なレポートの総ページ数を確認することです。 これは、接続が必要な複数のレポートをエクスポートし、累積ページ数の合計が重要な場合に役立ちます。
[カスタム ページ番号] を使用すると、レポート内のページ番号の開始値または合計値を定義できます。 ワークフローで複数のレポートを結合する必要がある場合、連続する各レポートには、前のレポートからオフセットされた開始ページが必要です。 たとえば、レポート A (全 5 ページ) とレポート B (全 10 ページ) のページを 1 つの全 15 ページのレポートに結合するには、レポート A で開始ページを 1、合計ページ番号を 15 とするカスタム ページ番号設定が必要になります。 レポート B には、開始ページを 6、合計ページ番号を 15 とするカスタム ページ番号設定が必要です。 値を入力するとレポートの最初のページのカスタム ページ番号のプレビューが表示されます。
ジオプロセシングを使用したレポートの Excel へのエクスポート
ジオプロセシングを使用し、レポート ファイル (.rptx) または現在のプロジェクトのレポートから Excel ファイルを作成するには、[レポートを XLSX にエクスポート (Export Report To XLSX)] ツールを使用します。 このツールには、ページ番号と Excel パラメーターのオプションが含まれています。