近接ツールセットの概要

近接ツールセットには、「近くにあるのは何か」という空間解析の質問に答えるためのツールが含まれています。

このツールセットは、分散処理を使用して GeoAnalytics Server 上で分析を実行します。

レガシー:

ArcGIS GeoAnalytics Server は ArcGIS Enterprise で非推奨になっています。 GeoAnalytics Server の最終リリースは、ArcGIS Enterprise 11.3 に付属しています。

GeoAnalytics Server が [フィーチャ解析 - GeoAnalytics ツール] 設定で構成されているアクティブな ArcGIS Enterprise ポータルが存在する場合に、ArcGIS Enterprise 11.3 以前のバージョンでこれらのツールを使用できます。 ツールにアクセスして実行するには、空間解析の権限が必要です。

これらのツールは、[ジオプロセシング] ウィンドウの [解析] リボンまたは [ポータル] タブからアクセスできます。

ポータル ツールの詳細

ツール	説明
バッファーの作成 (Create Buffers)	指定した距離に基づき、入力フィーチャの周囲にバッファーを作成します。
近接性でグループ化 (Group By Proximity)	空間的または時空間的に相互に近接しているフィーチャをグループ化します。
トラッキングのスナップ (Snap Tracks)	入力トラック ポイントをラインにスナップします。 時間対応ポイント データには、時間内の瞬間を表すフィーチャが含まれている必要があります。 解析には、始点ノードと終点ノードを示すフィールドを含む通過可能なラインが必要です。
近接イベントのトレース (Trace Proximity Events)	空間 (場所) と時間で互いに近接するイベントをトレースします。 時間対応ポイント データには、時間内の瞬間を表すフィーチャが含まれている必要があります。