未接続パーセル ポイントの検索 (Find Disconnected Parcel Points) (パーセル)

サマリー

どのパーセル ラインまたは接続線にも接続されていないパーセル ポイントを特定します。 履歴パーセル ラインにのみ接続されているポイントは履歴ポイントと見なされ、未接続のポイントではありません。

未接続ポイントは、ツールの実行時にマップに追加されるポイント フィーチャクラスを使用してシンボル表示されます。

使用法

  • 未接続ポイント フィーチャのシンボル表示に使用する .lyrx ファイルは \arcgis\pro\Resources\ArcToolBox\Templates\Layers\ParcelFabricFindDisconnectedParcelPoints.lyrx にあります。

  • 未接続パーセル ポイントは、インポートされたパーセル データや CAD データ、データのコピーから取得できます。 不正な配置やスナップを生じる可能性があるため、未接続のパーセル ポイントを削除します。

  • 検出された、未接続ポイントの数は、[メッセージ] のツールの詳細に表示されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力パーセル ポイント フィーチャ

検索される入力パーセル ファブリックのポイント フィーチャクラス。

Feature Layer
出力フィーチャクラス

未接続ポイントの格納先となる出力フィーチャクラス。 未接続ポイントは、マップで目視できる大きなポイント フィーチャでシンボル表示されます。

Feature Class
固定ポイントを無視
(オプション)

Fixed Shape フィールドが Yes に設定されているポイントを未接続ポイントと見なすかどうかを指定します。

  • オン - 固定ポイントを未接続ポイントと見なしません。 これがデフォルトです。
  • オフ - どのパーセル ラインまたは接続線にも接続されていない場合、固定ポイントを未接続ポイントと見なします。
Boolean
制約付きポイントを無視
(オプション)

Adjustment Constraint フィールドが XYZ constrained に設定されているポイントを未接続ポイントと見なすかどうかを指定します。

  • オン - 制約付きポイントを未接続ポイントと見なしません。 これがデフォルトです。
  • オフ - どのパーセル ラインまたは接続線にも接続されていない場合、制約付きポイントを未接続ポイントと見なします。
Boolean
パーセル エッジに沿ったポイントを未接続と見なす
(オプション)

ポリゴン エッジおよびパーセル ライン上に配置されているポイントを未接続ポイントと見なすかどうかを指定します。 これらのポイントは他のパーセル ラインに接続しておらず、ポリゴン エッジを 2 つに分割したり、ラインを 2 つのラインに分割したりしません。

パーセル エッジ上の未接続ポイント

  • オン - ポリゴン エッジおよびパーセル ライン上に配置されているポイントを未接続ポイントと見なします。
  • オフ - ポリゴン エッジおよびパーセル ライン上に配置されているポイントを未接続ポイントと見なしません。 これがデフォルトです。
Boolean

arcpy.parcel.FindDisconnectedParcelPoints(in_parcel_points, out_feature_class, {ignore_fixed}, {ignore_constrained}, {consider_edge})
名前説明データ タイプ
in_parcel_points

検索される入力パーセル ファブリックのポイント フィーチャクラス。

Feature Layer
out_feature_class

未接続ポイントの格納先となる出力フィーチャクラス。 未接続ポイントは、マップで目視できる大きなポイント フィーチャでシンボル表示されます。

Feature Class
ignore_fixed
(オプション)

Fixed Shape フィールドが Yes に設定されているポイントを未接続ポイントと見なすかどうかを指定します。

  • IGNORE_FIXED固定ポイントを未接続ポイントと見なしません。 これがデフォルトです。
  • NO_IGNORE_FIXEDどのパーセル ラインまたは接続線にも接続されていない場合、固定ポイントを未接続ポイントと見なします。
Boolean
ignore_constrained
(オプション)

Adjustment Constraint フィールドが XYZ constrained に設定されているポイントを未接続ポイントと見なすかどうかを指定します。

  • IGNORE_CONSTRAINED制約付きポイントを未接続ポイントと見なしません。 これがデフォルトです。
  • NO_IGNORE_CONSTRAINEDどのパーセル ラインまたは接続線にも接続されていない場合、制約付きポイントを未接続ポイントと見なします。
Boolean
consider_edge
(オプション)

ポリゴン エッジおよびパーセル ライン上に配置されているポイントを未接続ポイントと見なすかどうかを指定します。 これらのポイントは他のパーセル ラインに接続しておらず、ポリゴン エッジを 2 つに分割したり、ラインを 2 つのラインに分割したりしません。

  • CONSIDER_EDGEポリゴン エッジおよびパーセル ライン上に配置されているポイントを未接続ポイントと見なします。
  • NO_CONSIDER_EDGEポリゴン エッジおよびパーセル ライン上に配置されているポイントを未接続ポイントと見なしません。 これがデフォルトです。
Boolean

コードのサンプル

FindDisconnectedParcelPoints の例 (Python ウィンドウ)

以下の Python ウィンドウ スクリプトは、どのパーセル ラインにも接続されていないポイントを特定するための FindDisconnectedParcelPoints 関数の使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.parcel.FindDisconnectedParcelPoints('Points', 'Points_disconnected', 
                                          'IGNORE_FIXED', 'IGNORE_CONSTRAINED',
                                         'CONSIDER_EDGE')

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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