ArcGIS Pro から Elasticsearch クラスターに接続して、空間データをマップに追加できます。 データを参照するマップ イメージ レイヤーまたは Web フィーチャ レイヤーを公開するには、ArcGIS Enterprise 組織のフェデレーション サーバーのいずれかを使用してコネクション ファイル (.dbconn) を登録します。
コネクション ファイルの作成
ArcGIS Pro の [データベース コネクション] ダイアログ ボックスを使用して Elasticsearch クラスターへの接続を作成するには、次の手順を実行します。 次の図の番号は、番号付きステップに対応します。

- ArcGIS Pro で [カタログ] ウィンドウを開きます。
- [データベース] を右クリックするか、[フォルダー] の下のフォルダーを右クリックして [新しいデータベース コネクション] をクリックします。
- [データベース プラットフォーム] ドロップダウン メニューから [Elasticsearch] を選択します。
- [ホスト URL] テキスト ボックスに、Elasticsearch クラスターに接続する URL を入力します。
クラスターが HTTP 接続にポート 80 以外のポートを使用、または HTTPS 接続にポート 443 以外のポートを使用して通信する場合は、URL の末尾にコロン (:) とポート番号を追加します。 たとえば、ホスト https://sub.dom2.net がポート 54321 経由で通信している場合は、ホスト URL に「https://sub.dom2.net:54321」と入力します。
- [認証タイプ] ドロップダウン メニューから、次のいずれかを選択します:
- [基本] - HTTP のユーザー名およびパスワードの基本認証ヘッダーを使用します。
- [API キー サービス] - リクエストを認証するための API キーを使用します。
このコネクション ファイルを使用して Web レイヤーを公開する場合は、基本認証を使用する必要があります。
- 基本認証では、有効な認証情報を [ユーザー名] テキスト ボックスと [パスワード] テキスト ボックスに入力します。
- API キー サービス認証では、API キーを指定します。
- [コネクション ファイル名] フィールドに接続ファイルの名前を入力します。
接続プロパティの値に基づいてデフォルトの名前が作成されます。 デフォルトを使用することも、より説明的なファイル名を入力することもできます。
これは、[カタログ] ウィンドウとビューに表示される名前であり、ディスクに保存される .dbconn ファイルの名前です。
- [検証] をクリックし、接続情報が有効で、インスタンスにアクセスできることを確認します。
- [OK] をクリックして、コネクション ファイルを作成します。
データベース コネクションが [カタログ] ウィンドウの [データベース] に表示され、コネクション ファイル (.dbconn) が ArcGIS Pro のプロジェクト ディレクトリーに作成されます。
接続に使用したアカウントに、Elasticsearch クラスターのコンテンツにアクセスするために必要な権限が付与されていることを確認します。
次の手順
Elasticsearch に接続すると、マップにデータを追加して、そのデータを視覚化および検索することができます。
Elasticsearch のデータを参照するマップ イメージ レイヤーまたは Web フィーチャ レイヤーを公開するには、ArcGIS Pro を使用して、アクティブなポータルとフェデレートする ArcGIS Server サイトに Elasticsearch クラスターを登録します。 これにより、その ArcGIS Enterprise 組織にデータベース データ ストア アイテムが作成されます。