属性ルール オプションの設定

プロジェクトの [オプション] ダイアログ ボックスの [属性ルール] タブで、ArcGIS Pro アプリケーションの属性ルールの設定を変更できます。 属性ルールの設定は、ユーザー プロファイルに保存され、すべての ArcGIS Pro プロジェクトに適用されます。

デフォルト設定を示す ArcGIS Pro プロジェクト設定のオプション ダイアログ ボックスの属性ルール タブ。

属性ルール オプションへのアクセス

プロジェクトの属性ルール オプションにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 次の 3 つの方法のいずれかによって [オプション] ダイアログ ボックスにアクセスします:
    • 開いているプロジェクトのリボンで [プロジェクト] タブをクリックします。 左側のリストにある [オプション] をクリックします。
    • ArcGIS Pro の開始ページの左側で、[設定] 設定 をクリックします。 左側のリストにある [オプション] をクリックします。
    • [属性ルール] リボン タブの [ルールの追加] グループで、[オプション] ダイアログ ボックス ランチャー ランチャー をクリックします。
  2. [オプション] ダイアログ ボックスの [アプリケーション] 見出しの下で、[属性ルール] タブをクリックします。
  3. 適用可能なオプションをオンまたはオフにします。
  4. [OK] をクリックします。

    設定内容が保存され、ダイアログ ボックスが閉じます。

    すべてのオプションをデフォルト値にリセットするには、[リセット] ボタン リセット をクリックします。

バッチ計算および検証属性ルール

バッチ計算オプションと検証オプションはデフォルトでオンになっています。

ルール タイプ

ルール タイプは、評価されるルールのタイプを定義します。

  • [バッチ計算] - バッチ計算属性ルールが評価されます。
  • [検証] - 検証属性ルールが評価されます。

遅延評価ルール タイプの詳細

範囲

範囲は、フィーチャの評価方法を定義します。

次のオプションの中から 1 つを選択します。

  • [表示範囲] - マップの表示範囲を評価します。 デフォルトでオンになっています。
  • [全範囲] - ソースがフィーチャ サービスの場合は、そのフィーチャ サービスの全範囲を評価します。 ソースがジオデータベースの場合は、ワークスペース内の属性ルールを含むデータの全範囲を評価します。 デフォルトでオフになっています。

バージョンで変更済み

現在のブランチ バージョンで編集した内容を評価します。 このオプションは、ソースが [バージョン管理] 機能を備えたフィーチャ サービスであり、ブランチ バージョンに関連付けられている場合にのみ使用できます。 このオプションは、デフォルト バージョンを使用してルールを評価する場合は使用できません。 デフォルトでオフになっています。

非同期で実行

ルールを評価する際に、評価の実行方法の基本設定を指定できます。 このオプションは、ソースが [バージョン管理] 機能を備えたフィーチャ サービスであり、ブランチ バージョンに関連付けられている場合にのみ使用できます。

  • オフ - 評価は同期で実行されます。 このオプションはタイムアウトが短く、計算や検証が必要なフィーチャの数が少ない範囲を評価する場合に最適です。 これがデフォルトです。
  • オン - 評価は非同期で実行されます。 このオプションは、長いタイムアウト時間で評価を実行するサーバー リソース向けです。 計算や検証が必要な多くのフィーチャを含む大規模なデータセットを評価する場合は、非同期での実行をおすすめします。

即時属性ルール

このオプションは、フィーチャ サービスの即時 (計算または検証) ルールの [属性ルール] ビューにルールを表示します。

  • オン - フィーチャ サービスの [アプリケーション評価から除外] チェックボックスがオンになっているすべての即時計算ルールまたは検証ルールが属性ルール ビューに表示されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - フィーチャ サービスの [アプリケーション評価から除外] チェックボックスがオフになっている即時計算ルールまたは検証ルールが属性ルール ビューに表示されます。 属性ルール ビューの上部にある情報バナーには、フィーチャ サービスの属性ルールが読み取り専用であることが表示されます。 ローカル ルールのみが表示されます。 アプリケーション設定からすべてのルールを表示します。
注意:

即時属性ルールに対する変更 - デフォルトの評価オプションでは、新しい設定を有効にするために、アプリケーションを再起動する必要があります。

変更を有効にするためにアプリケーションを再起動するメッセージを表示する即時属性ルールのデフォルトの評価オプション

このオプションをオフにすると、レイヤーをマップに追加する際またはサービスでプロジェクトを開く際のパフォーマンスが向上する可能性があります。

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