強度とは、ポイントごとに、そのポイントを生成しているレーザー パルスが返される強度を計測し、集計したものをいいます。 強度は、レーザー パルスが当たった際のオブジェクトの反射率に一部基づきます。
反射率は、近赤外線で最もよく使用される波長に属する機能です。 リターンの強度は、リターンを反射するサーフェス オブジェクトの構成によって変化します。
強度は、フィーチャの検出/抽出や LIDAR ポイントの分類を補助するものとして、また、使用可能なデータがないときの航空画像の代用として使用されます。 強度は相対的で、定量化できません。フライトまたは高度ごとに、同じターゲットから同じ値が得られるとは限りません。
LIDAR データに強度値が含まれている場合は、白黒の航空写真に似た画像をそれらのデータから作成することができます。 ArcGIS Pro を使用すると、LIDAR データから強度画像を作成できます。

強度画像の作成
ArcGIS Pro で、ラスター強度画像を作成できます。 LIDAR データは LAS 形式で格納されている必要があり、データ ベンダーはそれらのファイルにポイント強度値を記録しておく必要があります。 強度値は、LAS 仕様に従い、0 ~ 65535 の符号なし 16 ビット範囲に正規化されます。 これは、さまざまなセンサーからのデータをマージできるようにするためです。
注意:
データに強度値が記録されていることを確認するには、LAS データセットの一部の LAS ファイルの統計情報を確認します。
ArcGIS Pro で強度画像を作成する最初のステップは、LAS データセットを作成することです。 ArcGIS Pro で LAS データセットを作成するには、[LAS データセットの作成 (Create LAS Dataset)] ジオプロセシング ツールまたは [カタログ] ウィンドウのいずれかを使用できます。 LAS データセットを作成したら、レイヤーをマップまたはシーンに追加することによって点群を視覚化できます。
次に、[LAS データセット → ラスター (LAS Dataset To Raster)] ジオプロセシング ツールを使用して、強度ラスター画像を作成します。
[LAS データセット → ラスター (LAS Dataset To Raster)] ツールのパラメーター設定に関する推奨事項は次に示します:
- [値フィールド] パラメーターを [強度] に設定します。
- [内挿タイプ] パラメーターを [ビニング]、[集約] を [平均]、[穴埋め方法] を [シンプル] に設定します。
- [サンプリング タイプ] パラメーターを [セル サイズ] に設定します。
- データのポイント間隔を基準にして、[サンプリング値] パラメーターの値を設定します。 平均ポイント間隔の 2 〜 4 倍の値が妥当です。