属性テーブルを操作する際、セル内の値を変更する必要があることもあります。 ワークフローによっては、編集内容がすべてグループ化されている場合もあれば、さまざまな更新内容を確認するためにテーブルを参照する必要がある場合もあります。 以下の手順に従って、属性テーブルの個々のセル値を編集する方法について説明します。
注意:
テキスト ファイル (たとえば .xls、.xlsx、.txt、.csv) などの一部のテーブルは編集不可です。 これらのテーブルは、読み取り専用です。 このデータを外部で編集する場合、テキスト ファイルを再度プロジェクトに追加する必要があります。 ただし、Microsoft Excel ワークブック ファイルは「更新」できます。
テーブル ビューを開くと、ハイライト表示されているセルを編集できます。 テーブルを最初に開いた際は、最初の列および行の最初のセルがデフォルトでハイライト表示されます。 一部の属性は編集できません。たとえば、管理フィールドである、ObjectID、Shape_Length、Shape_Area などです。 通常、ObjectID フィールドはテーブル リストの先頭にあります。 編集するセルを見つけるには、テーブルを参照する必要があります。 非制限フィールドであれば、ハイライト表示した後に編集できます。
セル値を編集するには、ハイライト表示されたセルに値を直接入力します。 セルをアクティブにしなくても、編集を開始できます。 編集時は、フィールド名と行ヘッダーが緑色に変わり、鉛筆アイコン
が表示されます。
次のいずれかの方法でも、セル値を編集できます。
- クリップボード オプションを右クリックします。
- カレンダーをダブルクリックしてアクセスし、日付または時刻を選択します。
- フィールドにドメインが含まれている場合は、ドロップダウン メニューをダブルクリックしてアクセスします。
- 編集するセルをアクティブにするには、キーボードの F2 を押します。
- キーボードの Ctrl + F を押して [検索] と [置換] コントロールを表示すると、反復的なプロセスで個別の値に対して特定の更新を行うか、一度に複数の値に更新することができます。
キーボードの Enter を押して、編集内容をテーブルに適用します。 アクティブなセルがテーブル内の次の行に移動し、引き続き変更を加えることができます。
注意:
セル内で HTML コードが認識されます。 HTML コードとは独立した認識可能な文字 (< や > など) を使用する場合は、それぞれエスケープ文字の < と > を使用することをおすすめします。
テーブルを閉じると、保留中の編集が適用されます。 変更内容はデータベースにコミットされていないため、テーブルへの編集内容を元に戻してやり直すことができます。 データベースに編集内容をコミットする準備が整ったら、[編集の管理] グループにある [編集の保存]
をクリックします。これはテーブルをマップから開いた場合は [編集] タブ、テーブルをカタログ ビューまたは [カタログ] ウィンドウから開いた場合は [テーブル] タブにあります。