マップは、レイアウト上のマップのコンテナーであるマップ フレームを使用してレイアウトに追加されます。 マップ フレームは、プロジェクト内の任意のマップまたはシーンをポイントするか、マップを一切ポイントしません。
マップ フレーム内のマップおよびマップ プロパティを操作する方法には、次のようなものがあります:
- マップ フレームをアクティブ化して、マップを直接操作します。
- [レイアウト] タブを使用して、ブックマークを作成したり、一部のマップ ナビゲーションを実行したりします。
マップ フレームのアクティブ化
マップを操作して、手動のナビゲーション、対話的なフィーチャ選択、編集などのタスクを実行するには、最初にそのマップを含むマップ フレームをアクティブにする必要があります。 マップ フレームをアクティブ化すると、レイアウト固有のリボン タブとツールが非表示になり、代わりにマップ固有のリボン タブとツールが表示されます。 これにより、マップの範囲を調整したり、マップ ビュー固有の機能にアクセスしたりできます。 マップ ビューでおなじみのツールがレイアウト ビューで見つからない場合、そのツールを使用できるようにするには、マップ フレームのアクティブ化が必要になる可能性が高いです。
マップ フレームがアクティブ化されている場合、ページのコンテキスト内でマップを操作できます。 [レイアウト] タブの [閉じる] 
をクリックするまで、残りのレイアウトは使用不可のままです。 マップ フレームがアクティブ化されている場合、2 つのナビゲーション ツール セット (マップ用とレイアウト用) を使用できます。 デフォルトでは、マップ フレームをアクティブにすると、マップの [マップ操作] ツールが選択されます。
マップ フレームをアクティブ化または非アクティブ化するには、次の手順を実行します:
- レイアウト上で、アクティブ化するマップ フレームを選択します。
- [レイアウト] タブの [マップ] グループで、[アクティブ化]
をクリックします。マップ フレームがアクティブ化されます。 [マップ] タブとその他のマップ ツールが使用できるようになりました。
- 必要な変更を行います。
アクティブ化されたマップ フレームを操作する場合は、どのツールがアクティブであるかに応じて、キーボードおよびマウスのナビゲーション ショートカットでページまたはマップを操作します。 また、マップの [マップ操作] ツール
がアクティブな状態で 1 キーを押すと、マップではなくレイアウト上でズームおよび画面移動できます。 - [レイアウト] タブの [マップ] グループで、[閉じる] をクリックします。
マップ フレームが非アクティブ化されます。 [レイアウト] タブとすべてのレイアウト ツールが使用できるようになりました。
レイアウト タブの使用
[レイアウト] タブの [マップ] グループに、一部のナビゲーション コントロールが存在します。 これらを使用すると、マップ フレームをアクティブにしなくても、選択したマップ フレームの範囲を更新できます。
| コントロール | 説明 |
|---|---|
[全体表示] ボタン | マップの全範囲にズームします。 |
[選択セットにズーム] ボタン | 選択されているすべてのフィーチャの範囲にズームします。 |
[定率拡大] ボタン | 一定距離に拡大します。 |
[定率縮小] ボタン | 一定距離に縮小します。 |
[前の表示範囲] ボタン | 前の表示範囲に移動します。 このオプションは、マップ フレームの範囲が変更された場合にのみ有効になります。 |
[次の表示範囲] ボタン | 次の範囲に移動します。 [前の表示範囲] オプションがすでに使用されている場合にのみ有効になります。 |
[マップ ビューにズーム] ギャラリー | プロジェクト内の開いているマップ ビューに合うように、マップ フレームの範囲を調整します。 |
[ブックマーク] ギャラリー | プロジェクト内のブックマークに移動します。 現在のマップ フレーム範囲のブックマークを作成することもできます。 |
さらに、マップ フレームを右クリックすると、[最後にアクティブになったマップにズーム] ボタン 
を使用して、最後に操作したマップ ビューのマップ フレームの範囲に合わせてマップ フレームの範囲を更新することができます。