発表者モードとは、プレゼンテーションを全画面表示し、あなただけが見ている別のモニターでページをコントロールする方法です。 発表者モードには、聴衆に表示する内容とあなたがコントロールする内容を分けるためにモニターが 2 つ必要となります。 発表者モードでは、発表者ノートおよび次のページのプレビューが表示されるため、発表に集中することができます。 全画面モードを終了せずにすべてのページをプレビュー表示できるため、プレゼンテーションのコンテンツを管理したり、操作したりすることもできます。 たとえば、発表者モードでは、すべてのページをサムネイル表示に切り替えて、ページの順番を変更して表示することもできます。
発表者モードは、プレゼンテーション用にはデフォルトでオフになっています。 このモードは、[プレゼンテーション] タブにある [再生] グループで有効化できます。 発表者モードはアプリケーション設定であるため、オンにするとすべてのプレゼンテーションで有効になります。
注意:
発表者モードは複数のモニターを対象としていますが、ラップトップなどのシングル ディスプレイでも利用できます。 シングル ディスプレイにした場合、聴衆向けの外部ディスプレイに接続する前に、プレゼンテーションの練習に利用できます。発表者モードの有効化
発表者モードでは、現在のページのプレビュー、次のページの静的プレビュー、発表者ノート、プレゼンテーション ページ間の移動や全画面表示終了のためのコントロールが表示されます。 発表者モードをプレゼンテーションに使用するには、次の手順を実行します。
- [再生] グループの [プレゼンテーション] タブで、[発表者モード] のチェックボックスをオンにします。
- [再生] グループの [プレゼンテーション] タブで、[全画面表示] ボタンの上部をクリックするとプレゼンテーションが開始します。
プレゼンテーションは 2 つのモニターに分割されます。 聴衆向けの全画面表示ビューを表示するモニターは、[全画面表示] ドロップダウン メニューから設定します。 発表者向けのページ プレビューは、次に利用可能なモニターに表示されます。
- [次へ]
および [前へ]
ページを移動する画面上のボタンを使用して、プレゼンテーション ページ全体の再生をコントロールします。ビデオ ページには、[再生]
、[一時停止]
、[ミュート]
、[ミュート解除]
、およびビデオの現在の時間を表示または変更するためのタイムライン進行バーといった追加のコントロールもあります。全画面のプレゼンテーション キーボード ショートカットも発表者モードで使用できます。
- マップ ページが発表者モードの現在のページである時は、そのページを操作することができます。
画面移動、ズーム、傾き (3D) の操作ができ、フィーチャをクリックするとポップアップを表示できます。
- ページの順番を入れ替えるには、[タイル ビュー]
をクリックして、ページのサムネイルをクリックします。 - プレゼンテーションの全画面表示を終了するには、Esc を押すか、発表者モード画面上部の隅にある [プレゼンテーションを終了]
をクリックします。
プレゼンテーションの全ページを表示する
発表者モードでは、プレゼンテーション内にあるすべてのページのサムネイル ビューを表示して、別のページに移動することができます。 全画面表示に切り替える前にすべてのサムネイルを更新すると、発表者モードで各ページの正しいサムネイルが表示されます。
発表者モード中にプレゼンテーションのタイル ビューを表示するには、次の手順を実行します。
- 発表者モードで、現在のページの下にある [すべてのページのタイル ビューを表示] ボタン
をクリックします。発表者のビューには、プレゼンテーションの各ページのサムネイルが番号付きで表示され、現在のページが選択されています。
- ページをクリックするとそのページが自動的に現在のページになり、タイル ビューが終了して、発表者モード表示に戻ります。
矢印キーを使用してサムネイルに目を通し、Enter キーを押してページを切り替えることもできます。
- 現在のページを変更せずに発表者モードに戻るには、上部隅の [タイル ビューを終了] ボタン
をクリックします。