新しいレポートをプロジェクトに追加

レポートに表示される情報は、地理データの属性情報またはスタンドアロン テーブルから直接取得されます。 レポートをプロジェクトに追加すると、レポートの設計と編集ができるレポート ビューが作成されます。 他のプロジェクト アイテムと同様に、レポートも [カタログ] ウィンドウで管理します。

[新しいレポートの作成] ウィンドウを使用してテンプレートを選択し、レポートのフィールドと設計をカスタマイズします。 [次へ] をクリックして、作成手順の各ステップに進みます。 [完了] をクリックして、いつでもデフォルト値のままレポートを作成することができます。

[新しいレポートの作成] ウィンドウでは、以下を行うことができます:

アクション説明

テンプレート タイプの設定

レポートの外観を定義するテンプレートを選択します。

このパラメーターは必須です。

データ ソースの設定

レポートに名前を付けて、データ ソースを選択します。

このパラメーターは必須です。

データのフィルター

レポート内で使用するフィールドと行を指定します。

オプションです。デフォルトではすべてのデータが含まれます。 フィールド マッピングが必要なテンプレートを使用している場合は、フィールドと値を一致させようとします。 必要に応じて更新するか、ドロップダウン リストの上部から [(アイテムの削除)] を選択し、レポートからフィールドを削除します。

データの整理

該当する場合は、フィールドのグループ化、並べ替え、統計サマリーをレポートに追加します。

これは、Esri テンプレートを使用する場合のみ有効で、カスタム テンプレートにはこれらのオプションが含まれています。

オプションです。デフォルトではすべて含まれません。

レポートの設計

レポートのスタイル、ページ サイズ、方向を変更します。

これは、非宛名ラベル Esri テンプレートを使用する場合のみ有効で、カスタム テンプレートにはこれらのオプションが含まれています。

オプションです。デフォルトでは指定されます。

動的エレメントの接続

動的なチャートおよびマップ フレーム エレメントを基本ソースと接続します。

これは、動的エレメントを含むカスタム テンプレートを使用している場合のみ指定できます。 接続されていない動的エレメントが存在する場合、それらのエレメントはレポート作成時に削除されます。

補足ページを含める

補足ページに使用するレイアウトまたはレイアウト ファイルを指定します。

これは、補足ページを含むカスタム テンプレートを使用している場合のみ指定できます。 接続されていない動的エレメントが存在する場合、それらのエレメントはレポート作成時に削除されます。

Esri テンプレートを使用して新しいレポートを追加

Esri テンプレートを使用してプロジェクトに新しいレポートを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。

    必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウ内のレイヤーを右クリックし、[新しいレポート] をクリックして、ウィンドウを開き、レポートのデータ ソースを直接設定します。

  2. 以下のように、[新しいレポートの作成] ウィンドウで [デフォルトの Esri テンプレートを使用] を選択し、ドロップダウン メニューから非宛名ラベル テンプレートを選択します:
    • 属性リスト
    • グループ化による属性リスト
    • 基本サマリー
    • グループ化による基本サマリー
    • フィーチャごとのページ
  3. [次へ] をクリックして、[レポート名] および [データ ソース] オプションを確認または更新します。
  4. [次へ] をクリックして、レポートのデータをフィルターし、フィールドを指定します。
  5. 以下のように、[行] メニューからオプションを選択することで、データのフィルターを設定します:
    • [すべての行] - すべてのデータがレポートで使用されます。
    • [式によるフィルター] - カスタム クエリーで定義されたデータのみがレポートで使用されます。
  6. [次へ] をクリックして、必要に応じてデータをグループ化し、並べ替えルールを追加します。

    デフォルトでは、昇順でグループ化が行われます。 統計サマリー (個数、最小、最大、合計、平均、および標準偏差) を追加できます。

  7. [次へ] をクリックして、レポートのスタイルおよびページ設定を設計します。

    ページ設定のオプションとして、ページ単位、サイズ、および方向があります。 カスタム ページ サイズを作成するか、プリンターからページ サイズを選択することもできます。

  8. [完了] をクリックして、レポート ビューを作成します。

    この処理の間に、レポートに含まれるフィールドがデータ ソースから削除されると、レポートは自動的に更新され、通知されます。

レポート ビューが開きます。 [レポート] タブがリボン上でアクティブになり、[コンテンツ] ウィンドウにレポート セクションのサブセクションのリストが反映されます。 操作および編集するサブセクションを選択します。

Esri テンプレートを使用して新しい宛名ラベル レポートを追加

Esri テンプレートを使用してプロジェクトに新しい宛名ラベル レポートを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。

    必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウ内のレイヤーを右クリックし、[新しいレポート] をクリックして、ウィンドウを開き、レポートのデータ ソースを直接設定します。

  2. 以下のように、[新しいレポートの作成] ウィンドウで [デフォルトの Esri テンプレートを使用] を選択し、ドロップダウン メニューから宛名ラベル テンプレートを選択します:
    • 住所 (1" x 2-5/8")
    • 配送 (5-1/2" x 8-1/2")
  3. [次へ] をクリックして、[レポート名] および [データ ソース] オプションを確認または更新します。
  4. [次へ] をクリックして、レポートのデータをフィルターし、フィールドを指定します。
  5. 以下のように、[行] メニューからオプションを選択することで、データのフィルターを設定します:
    • [すべての行] - すべてのデータがレポートで使用されます。
    • [式によるフィルター] - カスタム クエリーで定義されたデータのみがレポートで使用されます。
  6. ドロップダウン メニューを使用して、各テンプレート フィールドにソース フィールドを指定します。

    ドロップダウン メニューの上部から [(アイテムの削除)] を選択し、レポートからフィールドを削除します。

  7. [次へ] をクリックして、必要に応じて並べ替えルールを追加します。
  8. [完了] をクリックして、レポート ビューを作成します。

    この処理の間に、レポートに含まれるフィールドがデータ ソースから削除されると、レポートは自動的に更新され、通知されます。

レポート ビューが開きます。 [レポート] タブがリボン上でアクティブになり、[コンテンツ] ウィンドウにレポート セクションのサブセクションのリストが反映されます。 [詳細] サブセクションの幅は、比例して小さくなり、エクスポート時に複数の列として繰り返されます。 操作および編集するサブセクションを選択します。

カスタム テンプレートを使用して新しいレポートを追加

保存されたカスタム テンプレートを使用してプロジェクトに新しいレポートを追加するには、以下の手順を実行します:

  1. [挿入] タブの [プロジェクト] グループで、[新しいレポート] をクリックして [新しいレポートの作成] ウィンドウを開きます。

    必要に応じて、[コンテンツ] ウィンドウ内のレイヤーを右クリックし、[新しいレポート] をクリックして、ウィンドウを開き、レポートのデータ ソースを直接設定します。

  2. [新しいレポートの作成] ウィンドウで、[カスタム テンプレートの使用] を選択します。
  3. [参照] ボタン をクリックして、カスタム テンプレート ファイル (.rptt) を参照し、選択します。

    あるいは、ドロップダウン ギャラリーを使用します。ここには、レポート オプションで定義されたデフォルトのカスタム テンプレートの場所に保存されたすべてのテンプレートが表示されます。

  4. [次へ] をクリックして、レポート名を入力します。
  5. [参照] ボタン を使用して、各レポート セクションにデータ ソースを設定します。

    あるいは、[(セクションの削除)] を選択して、最終的なレポートからテンプレート セクションを除外します。

  6. [次へ] をクリックして、レポートのデータをフィルターし、フィールドを指定します。
  7. 以下のように、[行] メニューからオプションを選択して、各レポート セクションにデータのフィルターを設定します:
    • [すべての行] - すべてのデータがレポートで使用されます。
    • [式によるフィルター] - カスタム クエリーで定義されたデータのみがレポートで使用されます。
  8. [次へ] をクリックして、チャート フレームやマップ フレームなどの動的エレメントを接続します。

    選択したテンプレートに動的エレメントが含まれていない場合、このページは表示されません。

  9. [次へ] をクリックして、補足ページを追加します。

    選択したテンプレートに補足ページが含まれていない場合、このページは表示されません。

  10. [完了] をクリックして、レポート ビューを作成します。

レポート ビューが開きます。 [レポート] タブがリボン上でアクティブになり、[コンテンツ] ウィンドウにレポート セクションのサブセクションのリストが反映されます。 操作および編集するサブセクションを選択します。

関連トピック