ネットワーク ソース環境を優先するツールにより、処理中に選択したネットワーク データセットの道路やその他のデータが使用されます。 これは、Business Analyst ツールでのみ使用されます。
カスタム ネットワーク データセットを選択すると、Business Analyst データ ソースを上書きできます。 データセットは、ポータルから取得可能なローカル ジオデータベースまたはサービスから入手できます。
使用上の注意
- デフォルトでは、ネットワーク データセットは、Business Analyst データ ソースから取得されます。 この環境設定からネットワーク データセットを選択すると、ツールの処理が完了するかキャンセルされるまで、デフォルトよりも優先されます。
- ネットワーク データセットは、[道路距離/時間商圏の生成 (Generate Drive Time Trade Areas)] ツールなどのツールで出力ポリゴンを作成するために使用されます。
- 選択したネットワーク データセットには、解析エリアのデータが必ず含まれている必要があります。
ダイアログの構文
- ローカルまたは接続しているポータルで、別のネットワーク データセットを選択します。 [デフォルト] 値には、選択した Business Analyst データ ソースのネットワーク データセットが使用されます。
スクリプトの構文
arcpy.env.baNetworkSource = NetworkSource
スクリプトの例
import arcpy
# Access from a local network dataset
arcpy.env.baNetworkSource = "C:\\MyData\\CustomStreetsData.gdb\\streets\\streets_ND"
# Access from the current portal URL (Online)
arcpy.env.baNetworkSource = "https://www.arcgis.com"