ポイント集約のビン サイズを評価 (Evaluate Bin Sizes for Point Aggregation) (空間統計)

サマリー

正方形または六角形グリッド内のポイント インシデントを集約および集計する際に複数のビン サイズを評価して適切なビン サイズを推奨します。 このツールでは、他のさまざまなビン サイズを評価して、集計とパターンの結果がどのように変化するかを調べることもできます。

このツールへの入力は、集約されるポイント、ビン タイプ (六角形または正方形)、ポイントが発生しうる場所を定義する集約境界ポリゴン (ある市における樹木の位置を集約する際の市の境界線など) です。 出力は、ポリゴン ビンと、各種ビン サイズの結果を調査するためのチャートです。

ポイント集約のビン サイズを評価の仕組みの詳細

ポイント集約のビン サイズを評価ツールの図

使用法

  • このツールは、小さいビン サイズが一般に好まれる基準と、大きいビン サイズが一般に好まれる基準の 2 つを計算することで、テスト対象の各ビン サイズを評価します。 この後、2 つの基準を組み合わせてビン サイズの最終評価スコアが生成され、評価スコアが高いほど、両方の基準のバランスがうまくとれたビン サイズになっています。

    評価スコアの詳細

  • [集約境界] パラメーターは、ポイントが集約されるエリア (分析範囲とも呼ばれる) の定義に使用され、ポイントが発生して記録されうるエリアを表します。 適切なビン サイズを推定するには、あるエリアでたまたまインシデントが発生しなかったからポイントがないのか (特定の週に市のセクションで強盗事件が発生しなかった場合など)、あるいはそのエリアでポイントを観測することが不可能だからなのか (クジラを陸上で目撃するなど) を区別することが重要です。

    集約境界の詳細

  • このツールでは、ツールの出力が格納されるグループ レイヤーが作成されます。 出力には、推奨ビン サイズを使用したポリゴン ビン、評価スコアのテーブルとチャート、集約境界ポリゴンがあります。 推奨ビン サイズも派生出力として含まれ、メッセージに表示されます。

    ツール出力の詳細

  • このツールは、ポイントの集約に適したビン サイズが 1 つ存在することを前提としています。 ただし、多くの場合、集約境界全体にわたってポイントを適切に表す 1 つのビン サイズが存在するわけではありません。 たとえば、人口密度が低い農村部と人口密度が高い都市部がある大きな郡では、郡全体で緊急通報を集約するのは困難な場合があります。 都市部を表すのに十分に小さいビンは農村部ではほぼ空になるのに対し、農村部に十分な大きさのビンでは都心はほんの数個のビンに集約されてしまいます。 この問題の一般的な兆候として、推奨ビン サイズの周囲の信頼区間が非常に広くなり、これは使用するビン サイズについての高い不確実性を示しています。 解決策の 1 つとしては、ポイントを複数のデータセットに分割し、異なるビン サイズを使用してこれらを別々に集約します。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ポイント フィーチャ

ビンに集約される入力ポイント。

Feature Layer
出力フィーチャクラス

各ビン内のポイント数が格納されている出力ポリゴン。

Feature Class
チャートの出力評価スコア テーブル

すべてのビン サイズの評価スコアが格納される出力テーブル。 このテーブルには、評価スコアを示すチャートが付属します。

Table
出力集約境界ポリゴン

ビンの作成に使用される集約境界ポリゴン。

Feature Class
ビン タイプ
(オプション)

各ビンの形状を指定します。

  • 正方形ポイントは正方形のビンに集約されます。
  • 六角形ポイントは六角形のビンに集約されます。 これがデフォルトです。
String
集約境界
(オプション)

六角形または正方形のビンにポイントが集約される境界 (分析範囲) を指定します。ビンはこの集約境界と交差する場合にのみ出力フィーチャクラスに含まれます。

境界によって、ポイントが発生しうるエリアを定義する必要があります。 適切なビン サイズを推定するには、エリアでたまたまインシデントが発生しなかったからポイントがないのかどうか (特定の週に市のセクションで強盗事件が発生しなかった場合など) と、エリアでポイントが発生する可能性がないかどうか (クジラを陸上で目撃するなど) を区別することが重要です。 使用している集約境界が大きすぎる (ポイントが発生する可能性がないエリアやポイントが記録されなかったエリアが多数含まれている) 場合、ビン サイズが非現実的に大きくなることがよくあります。

  • 凸包入力ポイントの凸包が集約の境界になります。
  • エンベロープ入力ポイントの長方形エンベロープが集約の境界になります。
  • カスタム ポリゴンカスタム ポリゴン フィーチャクラスが集約の境界になります。
  • 凹包入力ポイントの凹包 (アルファ形状) が集約の境界になります。 これがデフォルトです。
String
カスタム ポリゴン
(オプション)

集約境界として使用されるカスタム ポリゴン。

Feature Layer

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力ビン サイズ

出力フィーチャクラスの作成に使用される、評価スコアが最大となるビン サイズ。 ビンの高さ (正方形の場合、これは辺の長さでもある) の単位。

Double
出力レイヤー グループ

出力フィーチャ、出力テーブル、出力集約境界ポリゴンが格納される出力グループ レイヤー。

Group Layer

arcpy.stats.EvaluateBinSizes(in_point_features, out_features, out_charts_table, out_agg_bdry, {bin_type}, {aggregation_boundary}, {custom_polygons})
名前説明データ タイプ
in_point_features

ビンに集約される入力ポイント。

Feature Layer
out_features

各ビン内のポイント数が格納されている出力ポリゴン。

Feature Class
out_charts_table

すべてのビン サイズの評価スコアが格納される出力テーブル。 このテーブルには、評価スコアを示すチャートが付属します。

Table
out_agg_bdry

ビンの作成に使用される集約境界ポリゴン。

Feature Class
bin_type
(オプション)

各ビンの形状を指定します。

  • SQUAREポイントは正方形のビンに集約されます。
  • HEXAGONポイントは六角形のビンに集約されます。 これがデフォルトです。
String
aggregation_boundary
(オプション)

六角形または正方形のビンにポイントが集約される境界 (分析範囲) を指定します。ビンはこの集約境界と交差する場合にのみ出力フィーチャクラスに含まれます。

境界によって、ポイントが発生しうるエリアを定義する必要があります。 適切なビン サイズを推定するには、エリアでたまたまインシデントが発生しなかったからポイントがないのかどうか (特定の週に市のセクションで強盗事件が発生しなかった場合など) と、エリアでポイントが発生する可能性がないかどうか (クジラを陸上で目撃するなど) を区別することが重要です。 使用している集約境界が大きすぎる (ポイントが発生する可能性がないエリアやポイントが記録されなかったエリアが多数含まれている) 場合、ビン サイズが非現実的に大きくなることがよくあります。

  • CONVEX_HULL入力ポイントの凸包が集約の境界になります。
  • ENVELOPE入力ポイントの長方形エンベロープが集約の境界になります。
  • CUSTOMカスタム ポリゴン フィーチャクラスが集約の境界になります。
  • CONCAVE_HULL入力ポイントの凹包 (アルファ形状) が集約の境界になります。 これがデフォルトです。
String
custom_polygons
(オプション)

集約境界として使用されるカスタム ポリゴン。

Feature Layer

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_bin_size

出力フィーチャクラスの作成に使用される、評価スコアが最大となるビン サイズ。 ビンの高さ (正方形の場合、これは辺の長さでもある) の単位。

Double
output_layer_group

出力フィーチャ、出力テーブル、出力集約境界ポリゴンが格納される出力グループ レイヤー。

Group Layer

コードのサンプル

EvaluateBinSizes の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、EvaluateBinSizes 関数の使用方法を示しています。

# Aggregate emergency calls within a city.
import arcpy
arcpy.env.workspace = r"c:\mydata\mydata.gdb"
arcpy.stats.EvaluateBinSizes(
    in_point_features="emergency_calls",
    out_features=r"emergency_call_bins",
    out_charts_table=r"out_evaluation_table",
    out_agg_bdry=r"out_agg_boundary",
    bin_type="HEXAGON",
    aggregation_boundary="CUSTOM",
    custom_polygons="city_boundary"
)
EvaluateBinSizes の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン スクリプトで、EvaluateBinSizes 関数を使用する方法を示します。

# Aggregate emergency calls within a city.  

import arcpy 

# Set the current workspace.
arcpy.env.workspace = r"c:\mydata\mydata.gdb" 

# Run tool

arcpy.stats.EvaluateBinSizes(
    in_point_features="emergency_calls",
    out_features=r"emergency_call_bins",
    out_charts_table=r"out_evaluation_table",
    out_agg_bdry=r"out_agg_boundary",
    bin_type="HEXAGON",
    aggregation_boundary="CUSTOM",
    custom_polygons="city_boundary"
)

# Print the messages.
print(arcpy.GetMessages())

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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