Geostatistical Analyst のライセンスで利用可能。
ArcGIS Pro では、地理データは複数のレイヤーによって表されます。 表すデータによってレイヤーのタイプは異なります。 フィーチャ レイヤーには、土壌タイプを表すポリゴン、特定の位置で測定されたバイオマスを識別するポイント、トレイル網を表すラインなどが含まれています。 ラスター レイヤーは、航空写真や、道路からの距離のグリッドなどを表すことができます。 この他にも、3 次元サーフェスを表す不規則三角形網 (TIN) レイヤー、CAD マップのシートが格納されている Computer-Aided Design (CAD) レイヤー、ArcGIS Geostatistical Analyst エクステンション での解析結果が格納されている地球統計レイヤーがあります。
地球統計レイヤーは ArcGIS Pro の他のレイヤーと同様に、 マップに追加したり、削除したり、表示したり、表示設定を変更したりすることができます。 しかしながら、地球統計レイヤーは作成と保存の方法が他のレイヤーとは異なります。 地球統計レイヤーは Geostatistical Analyst の内挿法によってのみ作成することができます。 ほとんどのタイプのレイヤーには、データ ソースへの参照、レイヤーの表示設定、その他の決定的な特徴が保存されています。 地球統計レイヤーには、そのレイヤーの作成元のデータ ソース、表示設定、決定的な特徴に加え、内挿からのモデル パラメーターが保存されています。 地球統計レイヤーの [プロパティ] ページから、元のデータ ソースとモデル パラメーターの両方を確認できます。
[一般] タブと [ソース] タブではそのレイヤーについての一般情報も確認することができ、[サマリー] タブでは内挿パラメーターを確認することができます。 さらに、地球統計レイヤーのコンテキスト対応リボン タブでは、エクスポート オプションや、表示設定や外観に関連するその他の操作を変更することができます。
地球統計レイヤーの表示
地球統計レイヤーは、塗りつぶしコンターとコンターの 2 つの形式で表示できます。
塗りつぶしコンター
以下の図に、塗りつぶしコンター形式を示します。
コンター
以下の図に、コンター形式を示します。
