パート数の評価

ArcGIS Pro Standard ライセンスと Data Reviewer ライセンスで利用できます。

サマリー

[パート数の評価] チェックを実行すると、パート数が指定の範囲内にあるポリゴン フィーチャ、ポリライン フィーチャ、およびマルチポイント フィーチャが返されます。

サポートされているワークフロー

ArcGIS Data Reviewer のチェックは、データの自動レビューを実装するための複数の方法をサポートしています。 次の表に、このチェックでサポートされている実装方法を示します。

検証制約

レビューアー バッチ ジョブ

属性 (検証) ルール

はい

(ArcGIS Pro 2.4 以降)

はい

はい

(ArcGIS Pro 2.5 および ArcGIS Enterprise 10.8 以降)

概要

[パート数の評価] チェックでは、パート数が指定の範囲内にあるフィーチャを検索します。 たとえば、パート数が 3 つ以上のすべての道路フィーチャを検索すると、3 つ以上のパートを含む道路フィーチャがすべて返されます。

制約ルールとして構成されている場合は、そのルールで指定されたパート数を含むフィーチャが作成または変更されると、エラー通知が返されます。

検証ルールとして構成した場合は、指定した範囲内のパート数を含むフィーチャごとにエラーが生成されます。

構文

パラメーター必須説明ワークフロー

サブタイプ

いいえ

ルールが適用されるサブタイプ。

制約

検証

属性

いいえ

ルールの適用先となるフィーチャを特定するクエリ。

検証

パート数

はい

フィーチャのパートの数に適用されるクエリ。 パート数がルールで規定された数と一致しているフィーチャはエラーとして返されます。

  • Is equal to - パート数が指定の値と等しい。 たとえば、値が 10 の場合、パート数が 10 のフィーチャが結果として返されます。
  • Is not equal - パート数が指定の値と等しくない。
  • Is less than - パート数が指定の値より少ない。
  • Is less than or equal to - パート数が指定の値以下である。
  • Is greater than - パート数が指定の値より多い。
  • Is greater than or equal to - パート数が指定の値以上である。
  • Is between (including bounds) - パート数が下限値 (最小値) と上限値 (最大値) の間にあるか、下限値または上限値と等しい。
  • Is between (excluding bounds) - パート数が下限値 (最小値) と上限値 (最大値) の間にある。
  • Is not between (including bounds) - パート数が下限値 (最小値) と上限値 (最大値) の間にないか、下限値または上限値と等しい。
  • Is not between (excluding bounds) - パート数が下限値 (最小値) と上限値 (最大値) の間にない。

上限値と下限値のある演算子を選択した場合は、追加入力が必要です。

制約

検証

より大きい

はい

演算に使用する単位の数。

上限値と下限値のある演算子を選択した場合は、許容値の範囲の最小値と最大値を指定する必要があります。

制約

検証

トリガー

はい

ルールの有効化をトリガーする編集イベント。

  • [挿入] - 新しいフィーチャが追加された時点でルールをトリガーします。
  • [更新] - 新しいフィーチャが更新された時点でルールをトリガーします。
  • [削除] - 新しいフィーチャが削除された時点でルールをトリガーします。

制約

名前

はい

ルールに一意のタイトルまたは名前。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティ、自動レポート、および修正ワークフローのサポートに使用されます。

制約

検証

説明

いいえ

非準拠フィーチャが検出されたときに定義するエラーの説明。

この情報は、修正ワークフローを円滑に進めるためのガイダンスを提供します。

制約

検証

重要度

いいえ

非準拠フィーチャが検出されたときに作成されるレビューアー結果の重要度。

この値は、他のエラーに対するこのエラーの重要度を示します。 値の範囲は 1 ~ 5 で、1 は最高優先順位を示し、5 は最低優先順位を示します。

検証

タグ

いいえ

ルールのタグ プロパティ。

この情報は、データ品質要件のトレーサビリティとレポートをサポートするためのルール作成および管理ワークフローで使用されます。

制約

検証

備考

チェックを使用する際には、次の点に留意してください。

  • このチェックでは、ポリゴン フィーチャ、ポリライン フィーチャ、およびマルチポイント フィーチャがサポートされています。
  • [属性] フィルター パラメーターには、比較演算子 (=<>><>=<=) および論理演算子 (AND/ORIN/NOT INLIKE/NOT LIKEIS NULL) のみを使用できます。
  • [属性] フィルター パラメーターでは、フィールド タイプとして、Big IntegerDate OnlyTime OnlyTimestamp Offset を使用できません。 これらのタイプが選択されると、行ヘッダーが赤色に変わり、ルールを保存できなくなります。

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