既存フィーチャのエラーの識別

Data Reviewer のライセンスで利用可能。

注意:

ArcGIS Pro 3.2 で開始された [品質の管理] タブから、ワークスペースベースの [フィーチャの参照] ツールが削除されています。 以下のワークフローを完了するには、[品質の管理] タブに新しいグループを追加し、作成した新しいグループに、[フィーチャの参照 (フィーチャを参照し、選択したフィーチャをレビュー結果としてコミット)] コマンドおよび [シンボル表示 (レビュー結果のシンボル表示)] コマンドを追加する必要があります。

目視レビューは、マップ内のフィーチャの検証に最もよく利用される半自動のレビュー方法です。 このプロセスでは、自動レビュー方法では実行できない、または実行するように設計されていない方法でデータの品質を評価するために、手動でデータをレビューします。 これには、一般的なデータの検査が必要で、データと別のデータ ソース (航空写真など) との比較も含まれます。

注意:

このツールでは、64 ビットの Object ID を含むフィーチャまたはレビューアー ワークスペースはサポートされていません。

マップ内で選択したフィーチャを確認し、目視レビューに失敗したフィーチャのエラー結果をコミットするには、次の手順を実行します。

  1. [カタログ] ウィンドウで、目視レビューが必要なフィーチャを含むマップを開きます。
  2. [編集] タブで、[品質の管理] 品質の管理 をクリックして、[品質の管理] タブを開きます。
  3. 任意の方法を使用して、確認するフィーチャを選択します。たとえば、対話的にフィーチャを選択したり、属性検索や空間検索などの他の方法を使用してフィーチャを選択できます。
  4. [品質の管理] タブの、作成した新しいグループで、[シンボル表示] シンボル表示 をクリックし、アクティブなマップでフィーチャ結果とサンプリング結果の表示を有効にします。
  5. [品質の管理] タブに新しく作成したグループで、[フィーチャの参照] フィーチャの参照 ツールをクリックします。

    [フィーチャの参照] ウィンドウが表示され、アクティブなマップで選択したフィーチャがリスト表示されます。

    フィーチャの参照ウィンドウ
    注意:

    マップ内で他のフィーチャが選択されている場合は、[フィーチャの参照] ウィンドウで [更新] をクリックしてキャッシュを削除し、選択されたフィーチャの新しいセットを表示します。

  6. [次のフィーチャ] 次のフィーチャ または [前のフィーチャ] 前のフィーチャ をクリックして、選択したフィーチャのセットを参照し、各フィーチャのジオメトリと属性を評価します。
    ヒント:

    マルチパート フィーチャの場合は、[次のパート] 次のパート または [前のパート] 前のパート をクリックして、フィーチャの各パートに移動します。

  7. エラー結果としてコミットする必要のある条件を見つけるまで、選択したフィーチャを参照します。
  8. 結果の詳細セクションで、[エラー タイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、そのエラーを最も適切に説明しているオプションを選択します。
    注意:

    [カスタム] を選択した場合、[説明][メモ]、および [重要度] の各プロパティを編集して独自の値を表すことができます。

  9. 必要に応じて、失敗したフィーチャの [メモ] プロパティおよび [重要度] プロパティを更新します。
  10. [コミット] をクリックして、フィーチャをエラー結果として書き込みます。
    ヒント:

    選択リストで複数のアイテムを選択することによって、失敗した複数のフィーチャをエラーとしてコミットするか、レイヤー名を選択することによって、そのレイヤー内で選択されたすべてのフィーチャをコミットすることができます。

    注意:

    [フィーチャの参照] ツールは、結果を Data Reviewer ワークスペースのみにコミットするように設計されています。

関連トピック