マップ メモ

マップ メモは、マップまたはシーン上のグラフィカル注記です。 これらの注記は、永続的に追加することも、一時的なアイテムとして品質管理や他の確認のためのやり取りで使用することもできます。

マップまたはシーンに追加されたマップ メモは、マップ内で個別の空間フィーチャとなるため、座標系に関係なく、その他のマップ データからの相対的な位置を維持します。

詳細:

マップ メモとグラフィック レイヤーは、どちらもマップの注記に使用されるという点で類似しています。 ただし、マップ メモは、ジオメトリ タイプごとに編集され、ジオデータベース フィーチャクラスとして保存されます。 このため、マップ メモは属性を持つことができます。

グラフィック レイヤーでは、1 つのレイヤー内にすべてのジオメトリ タイプが含まれますが、レイヤー自体はプロジェクト ファイルに保存されます。 グラフィック エレメントは、属性を持つことも、ジオデータベースに保存することもできません。

マップ メモは、さまざまな色のコレクションで提供され、さまざまなマップの背景に表示できます。 一意の場所を定義する円と押しピン、ラインと矢印、半透明のポリゴン、異なる縮尺のテキストが用意されています。 必要に応じて、シンボルやシンボルの色を変更することができます。

マップまたはシーンへのマップ メモの追加

マップ メモをマップまたはシーンに追加するには、次の手順を実行します。

  1. マップまたはシーン内の [挿入] タブの [レイヤー テンプレート] グループで、ギャラリーから一連のマップ メモを選択します。 テキスト マップ メモの場合は、マップに適した縮尺 (1:1,000、1:25,000、または 1:250,000) を選択します。

    マップ メモを含む新しいレイヤーが [コンテンツ] ウィンドウに追加されます。 ギャラリーに表示されたマップ メモで、配色の横に押しピンが示されている場合は、3 つのグループ レイヤー (ポイント、ライン、およびポリゴンのマップ メモごとに 1 つ) が追加されます。

    注意:

    シーンで作業する場合に適切な描画が行われるように、ラインとポリゴンのマップ メモを [コンテンツ] ウィンドウの [2D レイヤー] 見出しの下に配置します。

  2. [編集] タブの [フィーチャ] グループで、[作成] フィーチャの作成 をクリックします。

    [フィーチャ作成] ウィンドウが表示されます。

  3. [フィーチャ作成] ウィンドウで、追加するフィーチャを選択します。
  4. [アクティブなテンプレート] 矢印 タスクを開く をクリックして、アクティブなテンプレートを開きます。
  5. ポイント、ライン、またはポリゴンのマップ メモを作成する場合は、そのメモの名前と追加情報を [メモ] フィールドに入力します。 テキストのマップ メモを作成する場合は、そのメモのテキストを指定します。

    ポイント、ライン、またはポリゴンのマップ メモの名前を指定すると、そのマップ メモに [名前] フィールドの内容のラベルが付けられます。 ラベル スタイルまたはフィールドを変更することができます。 [フィーチャ レイヤー] タブ セットで、[ラベリング] タブをクリックします。 ラベルを描画するかどうかを制御するには、[レイヤー] グループで [ラベル] ラベルの有効化 をクリックします。 詳細については、「ラベリングの基礎」をご参照ください。

  6. 必要に応じて、[フィーチャ作成] ウィンドウで、メモをマップまたはシーンに直接追加する作図法を選択します。 「ポイント フィーチャとマルチポイント フィーチャの作成」および「アノテーション フィーチャの作成」をご参照ください。

マップ メモの確認

マップまたはシーンでマップ メモに関連付けられている注記を調べます。

  1. [マップ] タブの [ナビゲーション] グループにある [マップ操作] マップ操作ツール をクリックします。
  2. このツールを使用して、マップ メモ フィーチャをクリックし、ポップアップを表示します。

    該当する場合は、それぞれのメモに関連付けられた名前とメモ情報を含むポップアップ メニューが表示されます。

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