システム管理者は、多くの ArcGIS Pro ユーザーのアプリケーション設定を管理できます。
以下で説明する設定を、Pro.settingsConfig ファイルの GeodatabaseReplication エレメントに追加する必要があります。
LogFilePath
ユーザー インターフェイスの [オプション] ダイアログ ボックスの [ジオデータベース レプリケーション] タブでは、この設定は [ログ ファイル パス] に対応しています。
設定可能な値は、有効なローカル フォルダー パスです。
パスは、ArcGIS Pro レプリカ アクティビティ ログ ファイルが格納される場所です。 デフォルトの場所は、C:\Users\<username>\AppData\Local\ESRI\ProReplicaActivityLog.dat です。
注意:
パスで環境変数を指定するには、パーセント記号 (%) で囲みます。 たとえば、現在のユーザーのユーザー名を動的に挿入するには、%USERNAME% を入力します。
次にこの設定の例を示します。<LogFilePath isLocked="true">C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\ESRI\ProReplicaActivityLog.dat</LogFilePath>
LogLevel
ユーザー インターフェイスの [オプション] ダイアログ ボックスの [ジオデータベース レプリケーション] タブでは、この設定は [ログ レベル] に対応しています。
ログ レベル オプションは、ArcGIS Pro レプリカ アクティビティ ログ ファイルに書き込まれるコンテンツ情報の量を制御します。
設定可能な値は次のとおりです。
- None - レプリカ作成または同期処理中に、情報を記録しません。
- Error - レプリカ作成または同期処理中に、エラーのみを取得します。
- Warning - レプリカ作成または同期処理中に、警告のみを取得します。
- Info: Simple - 一般的なレプリカ作成または同期処理の詳細を取得します。 これがデフォルトです。
- Info: Standard - レプリカ作成または同期処理中に、もう少し詳細な情報を取得します。
- Info: Detailed - レプリカ作成または同期処理中に、さらに詳細な情報を取得します。
- Debug - レプリカ作成および同期処理中に、可能な限り詳細な情報を取得します。
次にこの設定の例を示します。<LogLevel isLocked="true">Debug</LogLevel>