ArcGIS Pro 3.3 のリリース ノート

ArcGIS Pro の各メジャー、マイナー、パッチ リリースには、Esri テクニカル サポートに報告された不具合の修正が含まれています。 修正された不具合は、修正された問題の一覧で報告されます。

ArcGIS Pro 3.x とこれまでのリリース間の互換性については、「ArcGIS Pro 2.x から 3.x への移行」をご参照ください。

修正された問題の一覧

3.3 で修正された問題の一覧 [PDF] をご参照ください。

  • .pdf ファイルにある問題の詳細については、Esri テクニカル サポート Web サイトで不具合番号を検索してください。
  • パッチがリリースされると、.pdf ファイルが更新されます。

注意:

各リリースの ArcGIS Pro のビルド番号とリリース日は、Esri テクニカル サポート Web サイトにリストされています。

新機能

メジャーおよびマイナー リリースでは新しい機能も導入されています。これは、「ArcGIS Pro の新機能」で説明されています。

削除と非推奨のお知らせ

ArcGIS Pro の今後のバージョンで機能が削除されることが決定した場合、お知らせがリリースされます。 お知らせでは、削除される内容が説明されているためワークフローに影響するかどうかを評価でき、代替機能の説明によりワークフローから同様の結果を得る別の方法を見つけることができます。また、削除が行われる時期も、決定していれば明記されるので、更新のスケジュールを設定できます。 Esri テクニカル サポート Web サイトに、ArcGIS Pro における非推奨のお知らせがリリース別に記載されています。

ArcGIS Pro 3.3 で削除された機能

次のサブセクションでは、ArcGIS Pro 3.3 で削除された機能を示します。

シェープファイルベースのネットワーク データセット

シェープファイル内のネットワーク データセットはサポートされなくなりました。 ArcGIS Pro を更新する前に、ファイル ジオデータベースまたはエンタープライズ ジオデータベース内にネットワーク データセットを作成しておきます。

今後のリリースで削除される機能

以降のサブセクションでは、ArcGIS Pro 3.3 より後のリリースでの削除が予定されている機能について説明します。

Microsoft SQL Server 2017 のサポート

ArcGIS Pro 3.3 および ArcGIS Enterprise 11.3 は、Microsoft SQL Server 2017 をサポートしている最後のリリースです。 ArcGIS を使用してこのデータベース管理システムのバージョンのデータにアクセスする場合、今後のバージョンの ArcGIS で使用できるようデータベースをアップグレードする必要があります。

ArcGIS Workflow Manager (Classic) のサポート

Workflow Manager (Classic)ArcGIS Pro 3.4 で廃止され、Workflow Manager (Classic) ツールボックスは非推奨になります。 現在のユーザーは、Workflow Manager のサービス主体のバージョンでプロジェクトの作成を開始することをお勧めします。

Workflow Manager (Classic) の非推奨と Workflow Manager 配置オプションの詳細

サポートが終了したデータベース バージョン

ArcGIS は、Microsoft SQL Server 2016 または PostgreSQL 12.x のサポートを終了しました。 SQL Server 2016 または PostgreSQL 12.x 内のデータにアクセスする場合は、ArcGIS Pro とその他の ArcGIS クライアントを更新する前にデータベースをアップグレードしておきます。

SQL Server に接続する場合は、各クライアント コンピューター上の ODBC ドライバーも更新する必要があります。 サポートされているドライバーの詳細については、「Microsoft SQL Server に関する ArcGIS 要件」をご参照ください。

Python

ArcGIS Pro 3.3Python のバージョンは 3.9.18 から 3.11.8 にアップグレードされました。 多くの Python パッケージのバージョンも更新されました。 Python のバージョンや Python パッケージへの更新には、新しい機能と不具合の修正が含まれています。 機能が非推奨または削除されると、更新によって互換性による変更点が生じることがあります。 振舞いも変更されることがあります。 たとえば、numpy.intのバージョン 1.24 で削除された NumPy パッケージがこれに該当します (これを解決するには代わりに int を使用します)。

PythonPython パッケージのリリース ノートには、これらの変更点に関する詳細が含まれています。 Python に対するアップデートのリストについては、python.org で「What's New in Python 3.10」および「What's New in Python 3.11」をご参照ください。

使用可能な Python ライブラリの詳細

コンパニオン ArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise バージョン

ArcGIS は、さまざまなニーズに合わせて複数の製品で拡張できるシステムです。 よく一緒に使用される 2 つの製品は、ArcGIS ProArcGIS Enterprise です。 この 2 つの製品のメジャー バージョンとマイナー バージョンは一緒に開発され、それぞれが数か月以内にリリースされるため、共通の機能を導入および改善できます。

ArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise の以前のバージョンと新しいバージョンでは、ほとんどの機能が一緒に動作しますが、コンパニオン バージョンを揃えることをお勧めします。 揃えることが難しい場合は、2 つのコンパニオン バージョンの範囲内に維持することをお勧めします。 コンパニオン バージョンを次の表に示します。

ArcGIS Pro バージョンArcGIS Enterprise バージョン

ArcGIS Pro 3.3

ArcGIS Enterprise 11.3

ArcGIS Pro 3.2

ArcGIS Enterprise 11.2

ArcGIS Pro 3.1

ArcGIS Enterprise 11.1

ArcGIS Pro 3.0

ArcGIS Enterprise 11.0

ArcGIS Pro 2.9

ArcGIS Enterprise 10.9.1

ある機能に対して特定の最小ソフトウェア バージョンの組み合わせが必要な場合は、その機能のドキュメントに記載されています。

ArcGIS の使用許諾

ArcGIS の使用許諾は、「Esri リーガル Web サイト」にあります。

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