Business Analyst ライセンスで利用できます。
Statistical Data Collection ファイル (.sdcx) を、アイテムとしてアクティブ ポータルに共有することで、組織内の他のユーザーがクライアント アプリケーションのカスタム データにアクセスできるようになります。 共有されたカスタム データはポータル組織にホストされます。ユーザーは、カスタム データにアクセスするためにローカル データをインストールする必要はありません。
注意:
カスタム データにアクセスする場合は、次の考慮事項に注意してください。
- デフォルトでは、ポータルにサイン インすると、データ ブラウザー内の [マイ コンテンツ] ノードでカスタム データを使用できます。
- データ ブラウザーには、パブリックに共有されている統計データ コレクションは表示されません。 共有レベルを [組織] に設定してデータ ブラウザーに表示します。
適用例
以下、統計データ コレクションを共有できるアプリケーションです。
| アプリケーション | 説明 | 使用されるデータの例 |
|---|---|---|
情報提示 | 保険会社は、保険対象となるビジネスの投資とサイト選択に影響を与える地域的なリスク要因を評価しています。 FEMA の National Risk Index データを統計データ コレクションとして設定し、このデータをチームと共有して、インフォグラフィックスを使用して関係者に情報を提示することを目標としています。 この解析を自分自身で Business Analyst Web App で実施するには、「インフォグラフィックス用カスタム データの設定」チュートリアルをご参照ください。 | United States Federal Emergency Management Agencyによる National Risk Index データ |
| 学術交流 | ビジネス教育の教授が、架空の顧客の所在地と売上データ、および Business Analystで入手可能な人口統計データを使用して統計データ コレクションを作成します。 教授は学生と .sdcx ファイルを共有し、学生には、特定の売上高に達するまでに拡大する運転時間など、さまざまなビジネス ケースの限界値エリアの作成課題が割り当てられます。 |
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Statistical Data Collection ファイルの共有
Statistical Data Collection を共有するには、次の手順を実行します。
- [表示] タブの [カタログ ウィンドウ] ボタン
をクリックします。[カタログ] ウィンドウが表示されます。
- [プロジェクト] タブで、Statistical Data Collection を右クリックして [共有] をクリックします。
[統計データ コレクションの共有] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [名前] フィールドを使用して、共有する Statistical Data Collection の名前を設定します。
- プロジェクトを説明するための [概要] および [タグ] オプションに値を入力します。
デフォルトでは、Statistical Data Collection は [マイ コンテンツ] フォルダーで共有されます。 これを変更するには、既存のフォルダーを選択するか、[場所] ドロップダウン リストでフォルダーを作成します。 または、関連付けられたフォルダー ボタンをクリックして、ポータル上の出力先を選択します。
- [共有] セクションのチェックボックスをオンにして [グループ] ドロップダウン リストをクリックし、共有された Statistical Data Collection へのアクセスを有効にします。
- [分析] ボタン
をクリックし、すべての必須情報が提供されていることと、共有処理の際に問題が起こらないことを確認します。注意:
.sdcx ファイルに含まれる標準の Business Analyst 変数は共有できません。
- [公開] ボタン
をクリックして Statistical Data Collection を共有します。処理が完了すると、認証済みのすべてのユーザーが、共有された Statistical Data Collection を使用できるようになります。