Geostatistical Analyst のライセンスで利用可能。
Geostatistical Analyst の内挿方法への入力は、通常は、内挿するフィールドが関連付けられているポイント フィーチャです。 ただし、以降の各セクションで説明するように、さまざまな入力データ形式とオプションがサポートされています。
ベクター データ
Geostatistical Analyst の内挿法は入力データとしてポイントとポリゴンを使用できます。
- ポイント データは各位置における x,y 座標および属性値として読み取られます。 2 つ以上のポイントの x,y 座標が同じである場合、属性値を複数の方法で処理することができます。 地球統計ウィザードでは、オプションを選択するよう求めるプロンプトが表示されます。 ジオプロセシング ツールでは、コインシデント ポイント環境変数を使用してオプションを設定する必要があります。 詳細については、「コインシデント データの扱い方」をご参照ください。
- ポリゴン データでは、各ポリゴンの重心の x,y 座標を計算してデータがポイントとして読み取られます。 ポリゴンをポリゴン デクラスタリングに使用した場合や (「データのデクラスタリングによる優先サンプリングの調整」を参照)、一部のクリギング法とともに使用した場合、あるいはバリアを表すためにポリゴンが使用されている場合も、ポリゴンは変換されません。
欠損値
欠損値があるフィーチャ データセットは注意して扱う必要があります。 欠損値がコード (-99 など) によって表されている場合、次の 2 つのオプションのいずれかに従わない場合、そのデータに基づくすべての統計解析が誤りになります。
- データをジオデータベースにインポートし、すべての欠損値を <Null> 値に書き換える。 NULL 値は Geostatistical Analyst で実行されるすべての計算で無視されます。
- 欠損値をデータセットから除外する定義クエリを記述する。 定義クエリでは属性テーブルから行全体が除外されるため、属性によって異なる行を除外する場合、必要に応じてレイヤーのコピーを作成します。 たとえば、各ポイントで 2 つの属性を測定することになっているが、いくつかのポイントで 1 つの測定値が欠損している場合、1 つのレイヤーには属性 1 の欠損値を除外する定義クエリを記述し、属性 2 の欠損値を除外する定義クエリを使用してそのレイヤーのコピーを作成します。 定義クエリの使用方法については、「SQL クエリの作成」をご参照ください。