主題ピクセルと分類済みピクセルの編集

Image Analyst ライセンスで利用できます。

ピクセル エディターを使用し、主題データと分類データを編集できます。ピクセル エディターの [編集] グループには、データを再分類するツールや、データに適用可能な [操作] があります。データセット全体を再分類するのではなく、間違って分類されたピクセルだけを修正する必要がある場合には、主題データを再分類すると便利です。

[取得] グループには [領域のコピー] 領域のコピー[領域の置換] 領域の置換 があります。 これらのツールは、同じデータセットのピクセル、またはマップの他のデータセットのピクセルをコピーするか置換します。 マップ内の他のデータセットを使用する場合は、[ソース レイヤー] ドロップダウン リストを使用して正しいマップ レイヤーを設定します。このレイヤーには、編集対象のラスターと同じビット深度が必要です。 このターゲット レイヤーは、常に、編集しているラスター データセットになります。

データを対話形式で再分類するには、最初に [現在のクラス] から再分類するフィールドを選択します。次に、元のクラス データを新しいクラス データに再分類するため、[新しいクラス] フィールドを選択します。次に、再分類する領域を描きます。[再分類] ドロップダウン メニューを使用して、使用するツールを選択します。

  • [ピクセルの再分類] ピクセルの再分類 - 再割り当てするピクセルをポイントし、マップ表示をクリックします。このツールを正確に使用するためには、ピクセル レベルまで拡大する必要があります。
  • [オブジェクトの再分類] オブジェクトの再分類 - 円ツールを使用して、再分類する隣接するピクセルのグループを選択します。円の中心によって再分類する現在のクラスが決まり、新しいクラスに再分類されるオブジェクトにはこの円内の隣接するすべてのピクセルが含まれます。
  • [領域の再分類] 領域の再分類 - ポリゴンを作成して領域を描き、その領域内のピクセルを再分類します。
注意:

[現在のクラス] または [新しいクラス] を選択するには、属性テーブルにクラス名を含むテキスト フィールドが含まれている必要があります。

[現在のクラス] として [すべて] を選択した場合、再分類オブジェクトまたは領域内のすべてのピクセルが新しいクラスに更新されます。クラスが [新しいクラス] ドロップダウン リストにない場合、[新しいクラスの追加] をクリックできます。[新しいクラスの追加] ウィンドウで、新しいクラスの情報を入力し、[OK] をクリックしてクラスを作成します。これにより、画像分類のワークフローと同様に、クラスを作成できます。

分類済みピクセルの編集に適用可能な操作については、以下で説明します。

演算説明

カスタム処理

カスタム処理

選択した領域にラスター処理テンプレート (.rft.xml) を適用します。

操作を正常に行うには、次の 2 つの条件を満たす必要があります。

  • 入力 (編集対象のラスター) と出力領域の両方が同一のプロパティを持つ必要があります (バンド数、ビット深度など)。
  • 処理テンプレートのパラメーターがすべて有効である必要があります。

拡張

拡張

選択した領域の指定ゾーンを、指定されたピクセル分拡張します。

[セル数] で、指定したゾーンを拡張するセルの数を指定します。

[ゾーン値] で、拡張するゾーンを指定します。

[交差領域を除外] チェックボックスがオンになっている場合、アクティブな領域と交差する領域はすべてこの操作から除外されます。

最頻値フィルター

大多数フィルター

フィルター ウィンドウ内の最も頻度の高い値を使用して、選択した領域内の各ピクセルの値を設定します。

[フィルター サイズ] オプションでは、この操作を実行するときのフィルター ウィンドウのサイズを選択できます。 フィルター サイズが 8 の場合、8 x 8 のフィルター ウィンドウが使用されます。 値を大きくすると、よりスムーズになります。

[交差領域を除外] チェックボックスがオンになっている場合、アクティブな領域と交差する領域はすべてこの操作から除外されます。

フィーチャを使用した再分類

フィーチャを使用して再分類

フィーチャのポリゴン情報を統合して、選択した領域内のデータを再分類します。

[入力フィーチャ] - ラスター形式に変換するフィーチャクラスを選択します。

[フィールド] - 各フィーチャの識別に使用するフィールドを選択します。

[オーバーラップの解決方法] - オーバーラップしているフィーチャの管理方法を決定します。

  • [最初] - オーバーラップ領域に、リストされた最初のデータセットから値が割り当てられます。
  • [最後] - オーバーラップ領域に、リストされた最後のデータセットから値が割り当てられます。
  • [最小] - オーバーラップ領域に、最も小さいフィーチャから値が割り当てられます。
  • [最大] - オーバーラップ領域に、最も大きいフィーチャから値が割り当てられます。

[交差領域を除外] チェックボックスがオンになっている場合、アクティブな領域と交差する領域はすべてこの操作から除外されます。

NoData の設定

NoData の設定

選択した領域内のピクセルを、バンドごとに NoData ピクセルとして設定します。

[交差領域を除外] チェックボックスがオンになっている場合、アクティブな領域と交差する領域はすべてこの操作から除外されます。

縮小

縮小

選択した領域内で、領域の指定したゾーンを指定したピクセル数だけ縮小します。

[セル数] で、指定したゾーンを縮小するセルの数を指定します。

[ゾーン値] で、縮小するゾーンを指定します。

[交差領域を除外] チェックボックスがオンになっている場合、アクティブな領域と交差する領域はすべてこの操作から除外されます。

[元に戻す] ボタン 元に戻す を使用して、[ピクセル エディター] タブのツールを使用して実行した最後の操作を元に戻すことができます。 Ctrl + Z キーを押すことによっても元に戻すことができます。このショートカットを使用して、[ピクセル エディターの操作] ウィンドウ内で実行した操作を元に戻すこともできます。 [やり直し] ボタン やり直し を使用して、[ピクセル エディター] タブのツールを使用して実行された後で元に戻された操作をやり直すことができます。 Ctrl + Y キーを押すことによってもやり直すことができます。このショートカットを使用して、[ピクセル エディターの操作] ウィンドウ内で実行した操作をやり直すこともできます。

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