Image Analyst ライセンスで利用できます。
[取得] グループには [領域のコピー] 
と [領域の置換] 
があります。 これらのツールは、同じデータセットのピクセル、またはマップの他のデータセットのピクセルをコピーするか置換します。 マップ内の他のデータセットを使用する場合は、[ソース レイヤー] ドロップダウン リストを使用して正しいマップ レイヤーを設定します。このレイヤーには、編集対象のラスターと同じビット深度が必要です。 このターゲット レイヤーは、常に、編集しているラスター データセットになります。
[領域のコピー] ツールと [領域の置換] ツールを使用して、雲に覆い隠されたエリアなど、画像内の問題のあるエリアを改善できます。 雲を、雲がない別のエリアに置き換えることができます。 この置換領域には、そのエリアと重なる別の画像、または同じ画像内の別のエリアを使用できます。 領域をコピーするときに、アクティブな領域がプレビュー モードのままの場合、領域の中央にある黄色のハンドルを使用して、領域を適切な位置に移動できます。
最適な結果を得るためには、置換領域が同じようなラジオメトリと季節性である必要があります。 置換したマルチスペクトル領域またはパンクロマティック領域の結果がシームレスな外観ではない場合、カラー マッチングとブレンド手法を使用して、領域の外観をシームレスにします。 カラー マッチングは、基本画像に合うように新しい領域の色を調整します。ブレンドは領域の輪郭に沿ってピクセルをフェザリングします。
領域がアクティブでプレビュー モードであるとき、[カラー マッチング] ドロップダウンの選択肢を使用して、領域をカラー マッチングすることができます。
- [なし] - カラー マッチングは実行されません。
- [標準] - 領域内のすべてのピクセルを使用して、カラー マッチングが計算されます。
- [エッジに沿ってのみ] - 領域の輪郭に沿ったピクセルのみを使用して、カラー マッチングが計算されます。
ブレンド フィーチャをオンにするには、[ブレンド幅] チェックボックスをオンにします。 このテキスト ボックスで、使用する領域の輪郭に沿ったピクセルの数を指定できます。
プレビューに問題がなければ、マップ内の任意の場所をダブルクリックして領域を更新します。
注意:
これらのカラー マッチング オプションは、標高データや主題テーマに使用できません。