サポートされていないエバリュエーターの削除

ネットワーク データセットは、特に次の状況で、現在のバージョンの ArcGIS Pro でサポートされていないエバリュエーターを使用するように構成されたネットワーク属性を含む場合があります。

  • ネットワークは、現在のバージョンでは使用できない新しい機能を使用して、最新バージョンの ArcGIS Pro で作成されました。
  • ネットワークは ArcGIS Desktop で作成され、ArcObjects SDK を使用して作成されたカスタム エバリュエーターで構成されました。 これらのカスタム エバリュエーターは、ArcGIS Pro ではサポートされていません。

サポートされていないエバリュエーターで構成された属性を解析が使用しない場合、これらのネットワークのいずれかを解析に使用できます。 ただし、ネットワーク データセット プロパティは編集できず、ネットワークは再構築できません。 ネットワーク データセットを編集するには、最初に、サポートされていないエバリュエーターの割り当てを削除する必要があります。

ネットワーク データセットからのサポートされていないエバリュエーターの割り当ての削除

サポートされていないエバリュエーターの割り当てを削除するには、次の手順を実行します。

  1. [ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。
  2. [移動属性] を選択し、[コスト] タブをクリックします。

    ダイアログ ボックスの上部の警告メッセージは、ネットワークにサポートされていないエバリュエーターが含まれていることを示しています。

  3. [エバリュエーター] データ グリッドを調査して、サポートされていないエバリュエーターを使用する属性を特定します。
    ヒント:

    変更を行う前に、ネットワーク データセットの完全な構成のレコードを格納するには、[ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] ページの [サマリー] セクションにある [サマリーのコピー] ボタンを使用します。

    サポートされていないエバリュエーターが使用中の場合、[エバリュエーター] データ グリッドの [タイプ] 列の値は [非サポート] です。

  4. サポートされていないエバリュエーターが前のステップで見つからなかった場合、ネットワークの規制と記述子属性を確認します。
  5. ダイアログ ボックスの上部の警告メッセージにある [サポートされていないエバリュエーターの割り当て解除] ボタンをクリックします。

    エバリュエーター タイプが [非サポート] に設定されているすべてのネットワーク属性の割り当てが、ネットワーク データセットのデフォルトのネットワーク割り当てにリセットされます。

  6. [OK] をクリックして [ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

    エバリュエーターの割り当てに対する変更が保存されます。

  7. [ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスを再度開きます。

    ネットワーク データセット プロパティが編集可能になります。

  8. サポートされていないエバリュエーターが割り当て済みの属性を検索して、属性に必要な変更を行います。