Float 関数

Image Analyst ライセンスで利用できます。

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

概要

ラスターの各ピクセル値を浮動小数点表現に変換します。

Float の図

備考

入力値は正または負の値を取ることができます。

すでに浮動小数点の入力に対してこの関数を実行した場合、出力値は入力値と同じになります。

入力がマルチバンド ラスターである場合、出力はマルチバンド ラスターになります。 関数は、入力の各バンドに対して操作を実行します。

入力が多次元ラスターである場合、すべての変数のすべてのスライスが処理され、出力は多次元ラスターになります。

パラメーター

パラメーター名説明

ラスター

浮動小数点に変換する入力ラスター。

範囲タイプ

出力ラスターで使用する範囲を選択します。

  • 最初のラスターに一致 - 最初の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。

  • 共通の範囲 - 重複するピクセルの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。 これがデフォルトです。
  • すべての範囲 - すべてのラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。
  • 最後のラスターに一致 - 最後の入力ラスターの範囲を使用して、処理対象範囲を決定します。

セル サイズ タイプ

出力ラスターで使用するセル サイズを選択します。 すべての入力セル サイズが同じである場合、すべてのオプションは同じ結果を生成します。

  • 最初のラスターに一致 - 入力ラスターの最初のセル サイズを使用します。
  • 最小 - すべての入力ラスターのうちの最小セル サイズを使用します。
  • 最大 - すべての入力ラスターのうちの最大セル サイズを使用します。 これがデフォルトです。
  • 平均 - すべての入力ラスターの平均セル サイズを使用します。
  • 最後のラスターに一致 - 入力ラスターの最後のセル サイズを使用します。

関連トピック


このトピックの内容
  1. 概要
  2. 備考
  3. パラメーター