概要
サブセット バンド関数を使用すると、範囲またはリストを使用してバンドのサブセットを抽出できます。 この関数は、マルチスペクトル画像とハイパースペクトル画像の両方をサポートし、入力として同じバンド順序を維持します。
備考
抽出するバンドを指定するために [組み合わせ] パラメーターが使用されます。 バンドは、スペース区切りのリストとして入力され、バンドの範囲として指定できます。 たとえば、[方法] パラメーターで [ID] オプションを使用してサブセットを指定する場合、値に「20-50 60-100 200」と入力すると、20 ~ 50 と 60 ~ 100 (両端の値を含む) の ID のバンド、および ID 200 のバンドが抽出されます。
[方法] パラメーターで [波長] オプションを使用して [組み合わせ] パラメーター値を指定する場合、その波長範囲内のすべてのバンドが抽出されます。
波長でバンドを指定する場合、ミクロンやナノメートルなどの単位は入力単位と同じものになります。
[バンド名] オプションを使用するサブセットは、個々の名前がスペースで区切られたリスト (例: band_1 band_2 band_3) でなければなりません。範囲は [バンド名] オプションでサポートされていません。
サブセット バンド関数を他の関数の前に使用して、次に続く関数で入力に使用するバンドを制御することができます。
パラメーター
パラメーター | 説明 |
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ラスター | バンドが抽出されるラスター、マルチスペクトル、またはハイパースペクトル画像。 |
方法 | サブセット バンドの抽出に使用する方法。
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組み合わせ | 使用する [方法] パラメーター オプションに基づいて、抽出するバンドを選択します。 範囲または値をスペースで区切って入力して、抽出するバンドを指定します。 最小および最大コントロールを使用してバンドの範囲を定義し、 ボタンをクリックして範囲を組み合わせボックスに追加します。 |
一致バンドがない場合の操作 | バンド抽出リスト内のバンドが使用できない場合に行われる操作を指定します。
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