Spatial Analyst のライセンスで利用可能。
Suitability Modeler は、適合性モデルの作成に使用できるウィンドウ、散布図、マップを操作するダイナミックな対話型環境です。 フレームワークの概要、フレームワークが対応する問題、その対処方法、フレームワークのダイナミックな性質については、「Suitability Modeler の概要」をご参照ください。
一連のウィンドウを通じて、適合性モデリングのプロセスを実施します。 モデラーを開くと、次のタブを含む [適合性モデラー] ウィンドウが開きます。
- [設定] - 全体的なモデル設定を定義します。 適合性モデルの名前、適合性スケールの範囲、乗数または割合のどちらで条件に重み付けするか指定します。
- [適合性] - 個々の条件を特定し、互いに相対的に重み付けして、適合性マップを作成します。 クエリは、モデルの入力と出力を検索するために使用されます。 [変換] ウィンドウは [適合性] タブと併用することで、条件値を一般的な適合性スケールに変換できます。
- [場所検索] - [適合性] タブで作成された適合性マップから、対象物の空間要件に最も一致する最終的な位置を特定します。 空間要件には、合計面積や領域の数、最小および最大サイズ、領域間の最適な距離などがあります。
- [ソース] - 条件のソースを表示します。 モデルをサーバーで実行できるように、ソースがローカルのラスター データセットである条件を Web イメージ レイヤーに変換することができます。 条件のソースは、他のローカルのラスター データセットまたは Web イメージ レイヤーに変更することもできます。
- [評価] - 条件の変換と加重の相互作用や、結果として生成された適合性マップと場所検索マップを解析して、モデルの品質を確認します。 適合性の値が大きいほど品質が良いと見なされる前提を訂正するには、その適合性の値を生成する加重変換条件値の構成を調査します。
変換ウィンドウは、[適合性モデラー] ウィンドウの [適合性] タブで条件の横にあるボタンをクリックすると表示されます。 各条件に適用する最適な変換方法を特定する場合は、[変換ウィンドウ] とそのプロットを使用します。
[評価ウィンドウ] は、[適合性モデラー] ウィンドウの [評価] タブをクリックすると表示されます。 さまざまな統計情報を適用してモデルを評価する場合は、[評価ウィンドウ] とそのプロットおよびマップを使用します。
適合性モデリング ワークフロー
一般的なワークフローのバックグラウンドについては、「一般的な適合性モデリング ワークフロー」と「適合性モデリング ワークフローの実装」をご参照ください。