トラディショナル バージョンへの接続

Standard または Advancedのライセンスで利用可能。

ワークフローによっては、バージョン対応登録されたジオデータベースにアクセスして作業するために、あるバージョンに接続する必要があります。 データベース接続を構成すると、トラディショナル バージョニングを使って特定バージョンに接続したり、アクティブなマップのレイヤーのデータ ソースのバージョンを指定したりできます。

データベース接続の構成

[データベース コネクション] ダイアログ ボックスでエンタープライズ ジオデータベースへの接続を作成した場合、プロジェクトのアプリケーション バージョニング オプションで指定されたデフォルト バージョニング タイプが使用されます。 接続しているバージョニング タイプおよびバージョンを変更するには、データベース接続を設定するための [ジオデータベース コネクションプロパティ] タブを開きます。

トラディショナル バージョニングのジオデータベース コネクション プロパティ

次の手順に従って、データベース接続を特定のトラディショナル バージョンに設定します。

  1. [カタログ] ウィンドウまたはカタログ ビューの [データベース] フォルダー データベース で、データベース接続にアクセスします。
    • ジオデータベースに接続する方法の詳細については、ジオデータベースが格納されるデータベースに固有の手順をご参照ください。

  2. データベース接続 ジオデータベース コネクション を右クリックし、[ジオデータベース コネクション プロパティ] ジオデータベース コネクション プロパティ をクリックします。
  3. [バージョニング タイプ] オプションで [トラディショナル] を選択します。
  4. [バージョンの選択] セクションで、バージョン リストからバージョンを選択し、コネクションを通じてアクセスします。

    バージョン リストが大きい場合は、[名前でフィルターを設定] ボックスおよび [所有者でフィルターを設定] ボックスを使用して、結果を絞り込むことができます。

  5. [OK] をクリックします。
  6. この接続を使用すると、指定したバージョンに接続されます。

マップ レイヤーのデータ ソースのバージョン変更

最初にデータをエンタープライズ ジオデータベースからマップに追加すると、別のバージョンを使用するようにジオデータベース コネクション プロパティが別のバージョンを使用するよう変更されている場合を除いて、デフォルト バージョンが使用されます。 [バージョンの変更] ダイアログ ボックスを使用して、レイヤーが参照するバージョンに変更することができます。 バージョンを変更すると、マップ内で同じデータ ソースを共有しているすべてのレイヤーが、選択したバージョンに変更されます。

バージョンの変更ダイアログ ボックス

アクティブなマップ内のレイヤーのバージョンを変更するには、次の手順を実行します。

  1. [コンテンツ] ウィンドウの [データ ソース別にリスト] タブ データ ソース別にリスト をクリックします。
  2. 該当レイヤーのエンタープライズ ジオデータベースのデータ ソース ジオデータベース コネクション を右クリックし、[バージョンの変更] バージョンの変更 をクリックします。

    子バージョンに現在接続している場合は、[デフォルトに変更] バージョンの変更 をクリックして、デフォルトに変更することができます。 これにより、[バージョンの変更] ダイアログ ボックスを省略できます。

    注意:

    [バージョンの変更] を使用してデータ ソースのバージョンを変更し、編集内容を保存しなかった場合は、バージョンを変更する前に編集内容を保存または破棄するように求められます。

  3. [バージョンの変更] ダイアログ ボックスのリストからバージョンを選択し、[OK] をクリックします。

    バージョン名をダブルクリックして、自動的にそのバージョンに変更することもできます。

別のバージョンに変更すると、同じワークスペースを使用する、アクティブなマップのすべてのレイヤーが、選択したバージョンに変更されます。

詳細:

[バージョニング] タブから新しいバージョンを作成し、アクティブなマップ レイヤーで新しいバージョンに変更することもできます。

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