ジオデータベースにテーブルを作成する、またはテーブルにフィールドを追加すると、それらのフィールドは特定のデータ タイプとして作成されます。 データ タイプは、有効な値、データで実行できる操作、およびそのフィールドのデータがデータベースに格納される方法を識別するための分類です。
あるデータ タイプのデータを別のデータ タイプのフィールドにインポートする際には、ArcGIS のデータ タイプとそれに相当する DBMS (Database Management System) のデータ タイプを理解する必要があります。これは、データの内容を左右する可能性があるためです。
データ タイプのマッピング
ArcGIS では、特定のデータ タイプを操作できます。 データをデータベースまたはデータベース内のジオデータベースに格納した場合に、ArcGIS とデータベース管理システム (DBMS) のデータ タイプが一致しないことがあります。 あるデータ タイプのデータを別のデータ タイプのフィールドにインポートする際には、ArcGIS のデータ タイプとそれに相当する DBMS (Database Management System) のデータ タイプを理解する必要があります。これは、データの内容を左右する可能性があるためです。
データ タイプのマッピングとは、使用可能な最も近いデータベース データ タイプとデータ タイプを一致させるプロセスです。 このプロセスでは、値を別のタイプとしてデータベースに格納し、データ属性に異なる基準を適用することができます。 その結果、ArcGIS Pro のテーブルまたはフィーチャクラスのプロパティに表示されるデータ タイプは、最初に定義したデータ タイプと異なる場合があります。
たとえば、浮動小数点 (float) 列を既存のフィーチャクラスに追加すると、その列は Microsoft SQL Server データベースの数値データ タイプの列と等しくなります。
注意:
あるデータベースから別のデータベースにデータを移動すると、データ タイプの再割り当てが発生する可能性があります。
ファイル ジオデータベースとモバイル ジオデータベースのデータ タイプは、ArcGIS のデータ タイプと同じです。 ただし、DBMS 製品によってデータ タイプが異なる可能性があります。 ArcGIS のデータ タイプが DBMS データ タイプにどのようにマップされるかの詳細については、「ArcGIS でサポートされている DBMS のデータ タイプ」をご参照ください。
シェープファイルや dBase ファイル (DBF) テーブルなどの他のデータ格納形式には、異なるデータ タイプ制限が適用されます。 異なるデータ格納タイプ間でデータを移動する際は、格納先の形式のデータ タイプとサイズの制限を理解していることを確認してください。