ラスター レイヤーは、複数のシンボル アイテムを持つよう設定できます。 これにより、異なるタイプのシンボルを持つラスター レイヤーの多くのビュー バージョンを事前構成できます。 つまり、プライマリ シンボルを変更したり、特定のバンド割り当てを表示したりするたびに、シンボルを再定義する必要はありません。
最初のシンボル アイテムの登録
最初のシンボル アイテムを設定するには、次の手順を実行します。
このワークフローで示されている [シンボルの登録] を使用する方法と、[シンボルの管理] を使用する方法の 2 通りの方法でシンボル アイテムを設定できます。 これらのオプションは [オプション] メニュー にあります。
- [コンテンツ] ウィンドウで、対象のラスター レイヤーを選択します。
- [シンボル] ウィンドウを開いてシンボルのパラメーターを設定します。
- [シンボル] ウィンドウで [オプション] ボタン をクリックします。
- [シンボルの登録] をクリックします。
[シンボル アイテム プロパティ] ページがウィンドウに表示されます。
- [シンボル名] のテキストを編集します。
他のパラメーターは、シンボル アイテムに関する読み取り専用の情報です。
- [OK] をクリックして、シンボル アイテムを登録します。
[シンボル] ウィンドウで、[プライマリ シンボル] のドロップダウン リストにこのシンボル アイテムが表示されるようになります。
これで最初のシンボル アイテムの登録は完了です。 すべてのシンボル アイテムの登録が完了したら、レイヤーを保存する必要があります。それについては次のセクションのステップ 7 で説明しています。
別のシンボル アイテムの登録
別の変数のシンボル アイテムを作成するには、次の手順に従います。 すべてのアイテムの登録が完了したら、それらすべてをレイヤー ファイルに保存できます。
- [シンボル] ウィンドウを開いてシンボルのパラメーターを設定します。
- [シンボル] ウィンドウで [オプション] ボタン をクリックします。
- [シンボルの登録] をクリックします。
[シンボル アイテム プロパティ] ページがウィンドウに表示されます。
- [シンボル名] のテキストを編集します。
他のパラメーターは、シンボル アイテムに関する読み取り専用の情報です。
- [OK] をクリックして、シンボル アイテムを登録します。
[シンボル] ウィンドウで、[プライマリ シンボル] のドロップダウン リストにこのシンボル アイテムが表示されるようになります。
- 必要なシンボル アイテムをすべて作成するまで、ステップ 1 ~ 5 を繰り返します。
- .lyrx ファイルとしてラスター レイヤーを保存することで、類似のラスター データセットと共有して使用できるようになります。
- [コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを右クリックし、[共有] にポインターを合わせて [レイヤー ファイルの保存] をクリックします。
- レイヤー ファイルの保存先と名前を選択し、[OK] をクリックします。
レイヤー ファイルへのシンボル アイテムの登録と保存が完了すると、あたかも別のプライマリ シンボル タイプのように、[シンボル] ドロップダウン リストからシンボル アイテムを使用できます。