netCDF ファイルから作成されるレイヤーなど、1 つのラスター レイヤーに複数の変数のデータ ソースが含まれることがあります。 多くの場合、これらの変数では異なるタイプのデフォルト シンボルが必要です。個別にデフォルト シンボルを事前構成してレイヤーに保存できます。 つまり、([多次元] タブで) 別の変数を選択するたびにシンボルを再定義する必要はありません。
最初の変数を登録
多次元変数の最初のシンボル アイテムを設定する手順を以下に示します。
このワークフローで示されている [シンボルの登録] を使用する方法と、[シンボルの管理] を使用する方法の 2 通りの方法でシンボル アイテムを設定できます。 これらのオプションは [オプション] メニュー にあります。
- [コンテンツ] ウィンドウで、対象のラスター レイヤーを選択します。
- [多次元] タブで、変数を最初にシンボル表示するものに変更します。
- [シンボル] ウィンドウを開いてシンボルのパラメーターを設定します。
- [シンボル] ウィンドウで [オプション] ボタン をクリックします。
- [シンボルの登録] をクリックします。
[シンボル アイテム プロパティ] ページがウィンドウに表示されます。
- [シンボル名] のテキストを編集します。
他のパラメーターは、シンボル アイテムに関する読み取り専用の情報です。
- [OK] をクリックして、シンボル アイテムを登録します。
[シンボル] ウィンドウで、[プライマリ シンボル] のドロップダウン リストにこのシンボル アイテムが表示されるようになります。
これで最初のシンボル アイテムの登録は完了です。 すべてのシンボル アイテムの登録が完了したら、レイヤーを保存する必要があります。それについては次のセクションのステップ 8 で説明しています。
別の変数の登録
別の変数のシンボル アイテムを作成するには、次の手順に従います。 すべてのアイテムの登録が完了したら、それらをレイヤー ファイルに保存できます。
- [多次元] タブで、変数を選択します。
- [シンボル] ウィンドウを開いてシンボルのパラメーターを設定します。
- [シンボル] ウィンドウで [オプション] ボタン をクリックします。
- [シンボルの登録] をクリックします。
[シンボル アイテム プロパティ] ページがウィンドウに表示されます。
- [シンボル名] のテキストを編集します。
他のパラメーターは、シンボル アイテムに関する読み取り専用の情報です。
- [OK] をクリックして、シンボル アイテムを登録します。
[シンボル] ウィンドウで、[プライマリ シンボル] のドロップダウン リストにこのシンボル アイテムが表示されるようになります。
- 必要なシンボル アイテムをすべて作成するまで、ステップ 1 ~ 6 を繰り返します。
- .lyrx ファイルとしてラスター レイヤーを保存することで、類似のラスター データセットと共有して使用できるようになります。
- [コンテンツ] ウィンドウでラスター レイヤーを右クリックし、[共有] にポインターを合わせて [レイヤー ファイルの保存] をクリックします。
- レイヤー ファイルの保存先と名前を選択し、[OK] をクリックします。
変数のシンボル アイテムの登録が完了すると、[多次元] タブで変数を変更したときに、シンボルが自動的にプリセット シンボル アイテムに更新されます。