[フィーチャ → NetCDF (Feature to NetCDF)] ツールを使用してポイント フィーチャを netCDF ファイルにエクスポートできます。 フィーチャ属性テーブルのフィールドを netCDF 変数またはディメンションとしてエクスポートできます。 通常は、降雨量観測点の ID といったフィーチャの一意な識別子、または時系列に沿った日付などのさまざまなイベント フィールドの識別値を格納するフィールドを、ディメンションとしてエクスポートできます。 ただし、風速、風向、降雨量などの計測値を格納するフィールドは、変数としてエクスポートされます。 ディメンションとして指定されたフィールドがない場合は、変数のフィーチャ属性をエクスポートするために、RecordID という名前のデフォルト ディメンションが作成されます。 RecordID はフィーチャの OID を表します。
緯度と経度または x 座標値と y 座標値は、個別の座標変数としてエクスポートされ、座標属性に基づいて変数にリンクされます。 入力フィーチャの z 値と m 値は、Z 変数および M 変数パラメーターによって指定された変数としてエクスポートされます。
このツールは、常に新しい netCDF ファイルを作成するか、既存の netCDF ファイルを上書きします。 既存の netCDF ファイルへの追加は行いません。
- [解析] タブをクリックします。
- [ツール] をクリックします。
- テキスト ボックスに「Feature to NetCDF」と入力します。
- 結果リストで [フィーチャ → NetCDF (Feature to NetCDF)] をクリックして、このツールを開きます。
- [入力フィーチャ] テキスト ボックスに名前を入力します。または、参照ボタンをクリックして、入力フィーチャを選択します。
- [変数に使用するフィールド] ドロップダウン矢印をクリックし、リストから 1 つ以上のフィールドをオンにして [追加] をクリックします。
ドロップダウン リストでは、Shape.X、Shape.Y、Shape.Z、Shape.M の 4 つの特殊フィールドが選択可能です。 これらのフィールドを使用して、入力フィーチャの x 座標 (経度)、y 座標 (緯度)、z 値、m 値をエクスポートできます。
- 追加したフィールドの [変数] に変数名を入力するか、デフォルト設定をそのまま使用します。
- 追加したフィールドの [単位] に単位を入力するか、空のままにしておきます。
- ステップ 6 で追加したその他のフィールドに対してステップ 7 と 8 を繰り返します
- [出力 netCDF ファイル] に名前を入力するか、デフォルトのままにしておきます。
- [ディメンションに使用するフィールド] ドロップダウン矢印をクリックし、リストから 1 つ以上のフィールドをオンにして [追加] をクリックします。 追加したフィールドは、[変数に使用するフィールド] パラメーターで指定した変数のディメンションになります。
- 追加したフィールドの [ディメンション] にディメンション名を入力するか、デフォルト設定をそのまま使用します。
- 追加したフィールドの [単位] に単位を入力するか、空のままにしておきます。
- ステップ 11 で追加したその他のフィールドに対してステップ 12 と 13 を繰り返します
- [実行] をクリックします。