ダイアグラム フィーチャによる格納の関係の確認

ネットワーク フィーチャまたはオブジェクト間で現在設定されている格納の関係を確認する作業は、ネットワーク マップを使用している場合は容易ではありません。 このような分析は、ネットワーク ダイアグラムを使う方が簡単に行えます。

そのためには、対象エリアのネットワーク フィーチャとネットワーク オブジェクトを選択し、ExpandContainers ダイアグラム テンプレートに基づいてダイアグラムを作成します。 次に、新たに作成したダイアグラムにフォーカスした状態で、そこに表示されるポリゴン ダイアグラム格納器を拡大し、分析を行います。

  • ポリゴン ダイアグラム格納器は、関連格納物の周辺に体系的に描画されるため、ポリゴン格納器の中に表示されると予想される格納物のデバイスやオブジェクトが外側にある間に、まず視覚的に確認できます。
  • さらに、各ポリゴン格納器の格納物であるデバイスやオブジェクトの理解を深めるため、[関連格納物の選択] コマンドを使用することもできます。 このコマンドは、ネットワーク ダイアグラムで選択されたポリゴン ダイアグラム格納器から、当該格納器に関連するすべての格納物の取得と、ダイアグラムでの選択を開始します。 これにより、ダイアグラム ポリゴン格納器内に表示されるネットワーク フィーチャやオブジェクトでも見過ごされる可能性がある格納の関係を特定できるようになります。
このような場合、[関連格納物の選択] コマンドを使用せずに、予期されるネットワーク格納物とネットワーク格納器を表すダイアグラム フィーチャを選択し、リボンの [ネットワーク ダイアグラム] タブの [マップに適用] ダイアグラムの選択をネットワークに反映 コマンドをクリックして、地理マップ内で対応するネットワーク フィーチャまたはネットワーク オブジェクトを探します。 次に、このマップをアクティブなマップにして、[関連付けの変更] ウィンドウを使用して、格納の関係を確認します。

[関連格納物の選択] コマンドは、次の状況でも使用できます。

  • 格納器の階層を分析する
  • 特定のレイアウトを適用するダイアグラム格納器の関連格納物である、一連のダイアグラム フィーチャを隔離する
  • [格納器レイアウトを維持] オプションをオンにしてレイアウトを適用したときに不自然に見える結果を理解する

以下に、[関連格納物の選択] コマンドを使用する方法の詳細を示します。

  1. ダイアグラム マップのタブをクリックし、このダイアグラムをアクティブなマップとして設定します。
  2. アクティブなダイアグラム マップ内にある、任意のダイアグラム格納器ポリゴンを選択します。
  3. [ネットワーク ダイアグラム] タブで [関連格納物の選択] 関連格納物の選択 をクリックします。

    アクティブなダイアグラムで関連格納物が選択状態になると、選択されたダイアグラム格納器は選択セットから削除されます。