Web フィーチャ レイヤーの最適化

Web フィーチャ レイヤーを操作する際、以下で説明するワークフローのいずれかを最適化して、パフォーマンスを改善したり、タスクの実行に必要な作業量を最小限に抑えたりできます。

空間オーバーレイ

可能な限り、バック エンド データストア、サーバー、またはデータベースに対してアペンド プロセスを実行するワークフローを使用することをお勧めします。これにより、大量のデータを Web フィーチャ レイヤーに追加する際のパフォーマンスを最適化できます。

たとえば、ジオデータベースを参照するフィーチャ サービスの場合、データベース コネクションにより、[アペンド (Append)] ジオプロセシング ツールを使用して基礎ジオデータベースに対する大量のデータ読み込み操作を実行します。 ArcGIS Enterprise のホスト サービスの場合、フィーチャ レイヤーのアイテム ページまたは ArcGIS REST APIappend 操作を使用することができます。 ArcGIS Online のホスト サービスの場合、管理者およびサービス所有者は、supportsAppends プロパティが true のとき、ArcGIS REST API により [アペンド (Append)] ジオプロセシング ツールを使用することができます。 管理者以外のユーザーが ArcGIS REST API[アペンド (Append)] ジオプロセシング ツールを使用する場合は、フィーチャ サービスのアペンド機能が有効になっている必要があります。

アタッチメント ファイルの編集

アタッチメント ファイルを構成する際には、Global ID を使用します。 Web フィーチャ レイヤーの supportsApplyEditsWithGlobalIds プロパティを true に設定して Global ID を使用することで、編集時に applyEdits 操作の使用が可能になります。 Object ID を使用するようにアタッチメント ファイルが構成されている場合、編集は追加更新削除のいずれかのアタッチメ ファイル操作になります。

データの切詰め

truncate 操作により、フィーチャ サービス レイヤー内のすべてのフィーチャまたはアタッチメ ファイルを削除できます。 ArcGIS Online のホスト サービスの場合、管理者およびサービス所有者は、supportTruncate プロパティが true のとき、ArcGIS REST API により [切詰め (Truncate)] ジオプロセシング ツールを使用することができます。

フィールド演算

フィールド演算のパフォーマンスを改善するには、[計算 (Calculate)] ジオプロセシング ツールを使用し、可能な限り SQL 式を使用して演算を行います。 SQL オプションを使用できる場合、サーバーで演算が実行され、パフォーマンスが向上します。

注意:

結合テーブルのフィールド値の計算は、SQL オプションではサポートされていません。

標準化された SQL クエリの強制

ArcGIS Pro で Web フィーチャ レイヤーの SQL クエリを記述する場合、クエリが標準化された SQL を使用して整合チェックされる場合が多くあります。 このため、フィーチャ レイヤーが実行されている ArcGIS Server サイトは、可能な限り標準化された SQL を強制する必要があります。 これは、特定の時間ベースの SQL クエリを実行する際に重要な場合があります。サポートされているデータベース実装の多くで、時間の操作に若干異なる SQL 構文が使用されるためです。

管理者のみが、ArcGIS Server サイトの標準化された SQL 設定を変更できます。 ArcGIS Online は、標準化された SQL クエリのみを使用します。

マップ イメージ レイヤーからフィーチャ レイヤーのみを検索

マップ イメージ レイヤー (マップ サービス) を公開し、解析または検索のためにデータへのフィーチャ アクセスを有効にする場合、マップ イメージ レイヤーから ArcGIS Pro マップに個々のサブレイヤーを追加できます。 これらのレイヤーは、Web フィーチャ レイヤー (フィーチャ サービス) からサブレイヤーを追加するのと同じ方法で追加できますが、マップ イメージ サブレイヤーを追加する場合、データは編集できません。 これにより、編集できないフィーチャ サービスを公開することなく、データへの読み取り専用フィーチャ アクセスを実現できます。

注意:

個々のサブレイヤーを追加するには、ダブルクリックしてマップ イメージ レイヤーを展開し、参照します。