ArcGIS Pro の対話型 TIN エディター

3D Analyst のライセンスで利用可能。

[TIN エディター] ツールセットには、マップ ビュー内の TIN を対話形式で操作するツールが用意されています。 [TIN エディター] ツールセットのツールを使用して、TIN データセットの次の編集作業を対話形式で実行できます。

これらのツールはリアルタイムのサーフェス フィードバック機能を備えており、編集内容を直接 TIN に保存することも、編集した TIN のコピーを作成することもできます。

注意:

[TIN エディター] は、ArcGIS Pro のマップ ビュー内でのみ使用できます。

[TIN エディター] タブ

現在のマップ ビューで、対話形式の TIN 編集ツールにアクセスするには、[コンテンツ] ウィンドウで、編集する TIN レイヤーを選択します。 [TIN レイヤー] タブ セットの [データ] タブをクリックし、[TIN エディター] ボタン TIN エディター をクリックします。 [TIN エディター] ボタンを使用すると、TIN サーフェスを対話形式で編集するために使用可能なツールにアクセスできます。

[TIN エディター] は、一度に 1 つの TIN だけを編集します。 これは、エディターを有効にしたときに使用された TIN レイヤーにフォーカスが置かれたままとなります。 別の TIN レイヤーを編集するには、[TIN エディターを閉じる] ボタン 閉じる をクリックして、[TIN エディター] を閉じる必要があります。 次に、[コンテンツ] ウィンドウで操作する他の TIN レイヤーを選択して、[TIN エディター] をもう一度開くことができます。

[作成] グループには、次の 2 つのツールが用意されています。

  • [ノードの追加] ノードの追加 を使用すると、個々のノードを編集可能な TIN に追加できます。
  • [ブレークラインの追加] ブレークラインの追加 を使用すると、ブレークラインを編集可能な TIN に追加できます。

[削除] グループには、次の 1 つのツールが用意されています。[ノードの削除] ノードの削除 です。 このツールでは、TIN サーフェスのノードの選択および削除をすることができます。

[変更] グループには、次の 5 つのツールが用意されています。

  • [ノードの接続] ツール ノードの接続 は、2 つのノードをブレークラインを用いて対話形式で接続します。 ブレークラインの始点と終点の高さは、TIN ノードから得られます。
  • [エッジの交換] ツール エッジの交換 は、2 つの向かい合うノードを対話形式で接続して、三角形の別のペアを構成します。 方向を変更する三角形のエッジをクリックします。
  • [データ エリアの変更] ツール データ エリアの変更 は、TIN 三角形のオン/オフを切り替えます。 このツールは、TIN のデータ領域を定義するために役立ちます。
  • [ノードの高さ変更] ツール ノードの高さ変更 は、TIN ノードの高さを変更します。
  • [制限付きに設定] ボタン 制限に設定 は、TIN 用の制限付きドローネ三角形分割方法に TIN を設定するために使用できます。

[編集の管理] グループには、TIN で実行されている編集を管理する次の 3 つのツールが用意されています。

  • [破棄] ツール 編集の破棄 は、保存されていない編集内容をすべて破棄します。
  • [保存] ツール 編集の保存 は、編集されている現在の TIN に編集内容を保存します。 TIN が保存されると、すべての編集内容は永続的になり、元に戻すことはできません。
  • [新しい TIN として保存] ツール 名前を付けて保存 は、現在の編集内容を適用して新しい TIN を保存します。
[閉じる] グループには、[TIN エディター] を閉じるための [TIN エディターを閉じる] ボタン 閉じる が用意されています。


このトピックの内容
  1. [TIN エディター] タブ