よくあるご質問 (FAQ)

ArcGIS Pro Standard ライセンスと Data Reviewer ライセンスで利用できます。

ArcGIS Data Reviewer とは

ArcGIS Data ReviewerArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise のエクステンションで、信頼できる地理空間データの配信を可能にするために、品質管理ワークフローを自動化、単純化、標準化、向上します。 データ管理コストの削減により、データにおけるエラーの検出、管理、レポートをサポートする統一的な機能セットを通じて意思決定のリスクを軽減します。

Data Reviewer はどのようにライセンス付与されますか?

Data ReviewerArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise の統合的なエクステンションで、複数の業種やデータ タイプで品質管理ワークフローをサポートします。 ArcGIS Pro では、Data Reviewer をすべてのライセンス レベルで指定ユーザー ライセンス、単独使用ライセンス、同時使用ライセンス タイプへのアドオンとして使用できます。

ArcGIS Pro のライセンス タイプの詳細

ArcGIS Enterprise では、Data ReviewerArcGIS GIS Server の Standard エディションおよび Advanced エディションで提供されます。 このエクステンションは、組織とフェデレートされた各 GIS Server に対して必要な、CPU ベースのライセンスです。

ArcGIS GIS Server の機能とエクステンションの詳細

トポロジー ルールと Data Reviewer の違いは何ですか?

ジオデータベース トポロジーと Data Reviewer はどちらも、高品質データの作成および管理をサポートする機能です。 どちらの機能にも、データ管理ワークフローで使用するメリットがあります。 これらの機能の重要な違いは、評価できるフィーチャの品質の側面にあります。 Data Reviewer は、フィーチャの品質の複数の側面を評価するために使用されます。 これには、フィーチャの整合性と属性および他のフィーチャとのフィーチャの空間リレーションシップに関連するデータ品質の問題の特定が含まれます。 Data Reviewer チェックの完全なリストについては、「ArcGIS Data Reviewer チェック」ポスターをご参照ください。

ジオデータベース トポロジーは、ジオデータベース内のフィーチャ間の空間リレーションシップを適用するために使用されます。 これには、オーバーラップ、交点、ギャップなどの空間リレーションシップの評価が含まれます。 トポロジー ルールの完全なリストについては、「ArcGIS ジオデータベース トポロジー ルール」ポスターをご参照ください。

GIS データ品質を定義するコンポーネントの詳細

自動チェックを使用して検証できるフィーチャの数に制限はありますか?

いいえ、自動チェックを使用して検証できるフィーチャの数に制限はありません。

注意:

フィーチャ数と品質チェックの回数が多いほど、検証にかかる時間が長くなることがあります。 極端な場合には、検証プロセスから生成されるエラーが、データベース内のフィーチャの数を超える場合もあります。

属性ルールと Data Reviewer の違いは何ですか?

Data Reviewer は、属性ルール ベースのワークフローに統合された機能であり、すぐに使用可能なノーコードのチェックのライブラリーを備えています。これらのチェックにより、GIS データの一般的エラーを特定します。 また、エラーの追跡に役立つエラー ライフサイクル管理とエラー レビュー プロセスも提供します。 これに対して、ArcGIS Arcade ベースの属性ルールでは、エラーを特定する際により細かい制御が可能になりますが、Arcade に関する知識が必要です。

Data Reviewer チェックの詳細

自分のデータのエラーを修正した後に、一部のエラー フィーチャは削除されますが、他のエラー フィーチャはエラー インスペクターに維持されるのはなぜですか?

Data Reviewer の属性ルール エラー フィーチャは、トレーサビリティとエラー ライフサイクル管理のため、修正された後も [エラー インスペクター] ウィンドウに維持されます。 トレーサビリティにより、データ検証プロセス全体を通じてエラーを追跡および管理でき、エラーが適切に対処されたことを確認することができます。 エラー管理プロセスでは、どのエラーが特定されて修正されたかを記録して、ユーザーがデータ品質改善の履歴を追跡できるようにします。

削除されるエラー フィーチャは、Arcade ベースの属性検証ルール エラーだけです。 これらのエラーは、検索対象のエラー条件がまだ存在している場合のみ維持されます。 エラーが修正され、検証ルールが再評価された時点で、Arcade ベースの検証エラーは削除されます。

Data Reviewer のエラー ライフ サイクル管理の詳細

属性ルールを作成するためにレビューアー バッチ ジョブを再利用するにはどうすればよいですか?

ArcGIS Pro 3.0 以降では、属性ルールにエクスポート ツールにより、ArcMap で作成されたレビューアー バッチ ジョブを検証属性ルールにエクスポートして、ArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise へのデータ検証ワークフローの移行を自動化しています。

レガシー:

ArcMap ベースのレビューアー ワークフローはまもなく非推奨になります。 現在のユーザーは 、ワークフローをレビューアー バッチ ジョブから Data Reviewer 属性ルールに変換することをおすすめします。

属性ルールへの移行に関する詳細

Data Reviewer チェックではどのタイプのフィーチャがサポートされていますか?

Data Reviewer チェックでは、次のデータ タイプがサポートされています。

  • ポイント フィーチャ
  • ライン フィーチャ
  • ポリゴン フィーチャ
  • スタンドアロン テーブル

Data Reviewer ベースの制約と検証ルールは、ブランチ バージョン対応登録されたエンタープライズ ジオデータベースから公開されたファイル、モバイル、フィーチャ サービスのこれらのフィーチャ タイプをサポートします。 制約属性ルールは、トラディショナル バージョン対応エンタープライズ ジオデータベースで、これらのフィーチャ タイプをサポートしています。

検証ステータス フィールドを自分のデータから削除できますか?

いいえ。バッチ演算または検証属性ルールがユーザーのデータセットで作成された時点で、検証ステータス フィールドが自動的に生成されます。このフィールドは、ユーザーがすべてのルールを削除した場合も削除することはできません。

検証ステータス フィールドの詳細