ArcGIS Pro Standard ライセンスと Data Reviewer ライセンスで利用できます。
サマリー
[非線形セグメント] チェックは、非線形セグメントを含むフィーチャを特定します。 これには、円弧および曲線を含むポリラインまたはポリゴン フィーチャが含まれます。
サポートされているワークフロー
ArcGIS Data Reviewer のチェックは、データの自動レビューを実装するための複数の方法をサポートしています。 次の表に、このチェックでサポートされている実装方法を示します。
検証属性ルール | 制約属性ルール | |
---|---|---|
はい (ArcGIS Pro 2.6 および ArcGIS Enterprise 10.8.1 以降) | いいえ |
概要
[非線形セグメント] チェックは、非線形セグメントを含むポリライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャを特定します。 非線形セグメントには、円弧、楕円弧、ベジェ曲線を含むポリラインまたはポリゴン フィーチャが含まれます。 非線形セグメントは解析と共有のワークフローに影響します。
業界シナリオ
このチェックは次のようなシナリオで使用できます。
- 国および防衛マッピング ワークフローでは、非線形セグメントを含むフィーチャはフィーチャのジェネラライズおよび Esri 以外のデータ形式への共有に影響を及ぼします。
- 道路管理では、非線形セグメントを含む中心線フィーチャにより、非単調ルートが作成される場合があります。
- ネットワーク データセットでは、頂点が直線の頂点に一致しない曲線または円弧はネットワーク接続に影響します。
構文
パラメーター | 必須 | 説明 | ワークフロー |
---|---|---|---|
サブタイプ | いいえ | ルールが適用されるサブタイプ。 | 検証 |
属性 | いいえ | ルールの適用先となるフィーチャを特定するクエリ。 | 検証 |
名前 | はい | ルールの一意の名前。 この情報は、データ品質要件のトレーサビリティ、自動レポート、および修正ワークフローのサポートに使用されます。 | 検証 |
説明 | いいえ | 非準拠フィーチャが検出されたときに定義するエラーの説明。 この情報は、修正ワークフローのガイダンスを提供するために使用されます。 | 検証 |
重要度 | いいえ | 非準拠フィーチャが検出された時点で割り当てられるエラーの重要度。 この値は、他のエラーに対するこのエラーの重要度を示します。 値の範囲は 1 ~ 5 で、1 は最高優先順位を示し、5 は最低優先順位を示します。 | 検証 |
タグ | いいえ | ルールのタグ プロパティ。 この情報は、データ品質要件のトレーサビリティとレポートをサポートするためのルール作成および管理ワークフローで使用されます。 | 検証 |
備考
チェックを使用する際には、次の点に留意してください。
- ポリラインおよびポリゴン フィーチャ レイヤーがサポートされています。
- [属性] フィルター パラメーターには、比較演算子 (=、<>、>、<、>=、<=) および論理演算子 (AND/OR、IN/NOT IN、LIKE/NOT LIKE、IS NULL) のみを使用できます。
- [属性] フィルター パラメーターでは、フィールド タイプとして、Big Integer、Date Only、Time Only、Timestamp Offset を使用できません。 これらのタイプが選択されると、行ヘッダーが赤色で示され、ルールを保存できなくなります。