Data Reviewer のライセンスで利用可能。
マップ内で [データ チェックの実行] ツールを使用してフィーチャに対して実行された自動検証の履歴を使用すると、保留中の検証やアクティブな検証の管理、適切に実行されなかったルールの特定、以前の構成の確認などを行えます。
検証履歴の表示
[自動レビュー] グループの [品質の管理] タブにある [履歴] ボタン
を使用して、現在または以前のデータ チェックの実行の検証結果を確認できます。
ヒント:
[履歴] ドロップダウン メニューで結果をダブルクリックすると、[データ チェックの実行] ウィンドウの属性フィールドに再入力できます。

次の表の番号は、上図の番号に対応します。
| Number | 説明 |
|---|---|
1 | 検証は保留中です。 |
2 | 検証はツールの実行前にキャンセルされました。 |
3 | 検証は進行中です |
4 | 検証が完了し、エラーが検出されています。 |
5 | 検証が完了し、エラーは検出されていません。 |
6 | 検証はキャンセルされました。 |
7 | 進行中または保留中の検証をキャンセルします。 |
属性ルールへのデータ チェックの実行のエクスポート
データ チェックの実行結果を .csv ファイルにエクスポートして、検証属性ルールとして使用することができます。 .csv のファイル名は、[入力フィーチャ] パラメーターで選択されたフィーチャクラスに基づいて付けられます。
検証属性ルールとして使用するためにデータ チェックの実行結果をエクスポートするには、次の手順を実行します。
- ArcGIS Pro を起動します。
- [編集] タブをクリックし、[Data Reviewer] グループで [品質の管理]
をクリックします。 - [自動レビュー] グループで [データ チェックの実行] ドロップダウン メニュー
をクリックし、データのエラーを確認するために使用するチェックを選択します。[データ チェックの実行] ウィンドウが表示されます。
- 必須チェック パラメーターを入力し、[実行] をクリックします。
データに対してチェックが実行され、見つかったエラーが報告されます。
- [自動レビュー] グループで、[履歴] ドロップダウン メニュー
をクリックし、結果をクリックします。ヒント:
Shift キーを押しながら 2 つ以上の結果をクリックして結果の範囲を選択するか、Ctrl キーを押しながら結果をクリックして複数の結果を選択します。
- 選択した結果を右クリックし、[属性ルールにエクスポート]
をクリックします。[出力 .csv の場所の選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
- ルール構成を保存する場所を参照します。
注意:
.csv ファイルを同じ名前の .csv ファイルがある同じ場所に保存すると、既存のファイルは上書きされます。
- [OK] をクリックします。
エクスポートされたチェックと .csv ファイルの数を示す通知が表示されます。
.csv ファイルが作成された後に検証属性ルールとしてルールを追加するには、次の手順を実行します。
- Global ID と編集情報の記録が有効になっていることを確認します。
- [カタログ] ウィンドウで、検証属性ルールを作成するフィーチャクラスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[フィーチャクラス プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [管理] をクリックします。
- [Global ID] チェックボックスと [編集情報の記録] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
- [カタログ] ウィンドウで、検証属性ルールを作成するフィーチャクラスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [コンテンツ] ウィンドウで、データ チェックの実行ルールを追加するフィーチャ レイヤーを右クリックし、[データ設計] にカーソルを合わせて [属性ルール] をクリックします。
選択したフィーチャ レイヤーの属性ルール ビューが表示されます。
- [インポート/エクスポート] グループで [ルールのインポート]
をクリックします。[ルールのインポート] ダイアログ ボックスが表示されます。
- .csv ファイルを保存した場所を参照し、そのファイルを選択します。
注意:
.csv ファイルが期待どおりに表示されない場合は、[更新]
をクリックします。 - [OK] をクリックします。
- ルールが [検証] タブの下に表示されます。
- [編集の管理] グループにある [保存]
をクリックします。