[属性] ウィンドウの [無効なオブジェクトのみを選択] コマンド は、Null 値を許可するフィールド、リレーションシップ ルール、またはフィールドに割り当てられた「属性ドメイン」など、ジオデータベースのルールに違反する属性値を持つフィーチャのみを含むように現在の選択内容を絞り込みます。
このコマンドを使用するときは、以下の点を考慮します。
- 値が属性ルールに違反している場合、選択したフィールドのウィンドウ上部に通知が表示され、変更を妨げているルールを知らせます。
- ドメイン値や、NULL 値または空のフィールド値を許可しないフィールドなどの値を、ワークフローで無効にする必要がある場合は、「属性の検証をオフ」にします。
無効な属性値を選択し、修正するには、次の手順に従います。
- 「フィルタリングした選択」が存在する場合、選択を解除するか、フィルタリングしていない状態に復元します。
現在の編集ツールを非アクティブ化するには、Esc キーを押すか、[フィーチャの修正] ウィンドウで戻る矢印をクリックします。
- リボンの [編集] タブをクリックします。 [選択] グループで、[属性] をクリックします。
- [属性] ウィンドウで、[選択] タブをクリックします。
- [選択] ツール をクリックしてフィーチャを選択します。
選択したフィーチャは、ウィンドウ選択ツリー ビューに表示されます。
- ウィンドウ選択ツリー ビューでレイヤーを右クリックし、[無効なオブジェクトのみを選択] をクリックします。
有効な属性値を含むすべてのフィーチャが選択解除され、選択内容には無効なフィーチャのみが残されます。
- ウィンドウ選択ツリー ビューで、選択したフィーチャまたはレコードをクリックし、[属性] タブに属性フィールドを表示します。
- フィールドをクリックし、コンテンツを右クリックして、次のいずれかのコマンドをクリックします。
コマンド 説明 '<NULL>' に設定
フィールドが NULL 値を許可する場合は、値を Null に設定します。
元に戻す
値を最後に格納された値に戻します。
個別値の取得
このフィールドに現在格納されている値を選択します。
消去
値を消去し、現在のジオデータベースのデフォルト値を使用します。
注意:
リレーションシップを検証する場合、リレーションシップまたは関連オブジェクトに必要な編集を行い、フィーチャを有効にします。 これには、リレーションシップの追加と削除、または 1 つまたはすべてのフィーチャのサブタイプの変更が必要となることがあります。
- [自動的に適用] がオンの場合は、[適用] ボタンをクリックします。
コミットされていない編集で「変更プロンプト」がオンになっており、編集を適用もキャンセルもせずに、別のマップに切り替えようとした場合は、コミットされていない属性の編集を適用するかキャンセルするよう求められます。