編集の有効化または無効化

リボン上の [編集] タブに表示されている [編集] ボタンを使用すると、編集ツールを有効または無効にすることができます。 この外観と動作は、編集セッション オプションで、このコマンドが ArcGIS Pro でのワークスペースの編集セッションの管理を許可するように設定されているか、ワークスペースを手動で選択するよう求めるように設定されているかによって異なります。

フィーチャ レイヤーを編集する際には、次の点を考慮してください。

  • 名前付きブランチ バージョンとして登録されているフィーチャ サービスに加えた編集に対して、保存、破棄、元に戻す、およびやり直し操作を実行できます。
  • バージョン非対応のファイル、エンタープライズ ジオデータベース、モバイル ジオデータベース、フィーチャ サービス、およびシェープファイルに加えた編集に対して、保存操作と破棄操作は実行できますが、元に戻す操作とやり直し操作は実行できません。
  • ブランチ バージョン対応登録されているフィーチャ サービスのデフォルト バージョンに加えた編集に対しては、保存、破棄、元に戻す、およびやり直し操作をいずれも実行できません。

注意:

ワークスペースのデータ ソースで表示権限と編集権限が付与されたフィーチャ レイヤーは常に編集可能です。 編集不可にするには、[コンテンツ] ウィンドウで編集可能なレイヤーを指定します。

複数のワークスペースの編集セッション

[編集] ボタン 編集可能 は、リボン上の [編集] タブを使用して編集ツールを手動で有効化し、ArcGIS Pro でのワークスペースの編集セッションの管理を許可するように ArcGIS Pro が設定されている場合に使用可能になります。

編集ツールを有効にして編集を開始するには、次の手順を実行します。

  1. リボン上の [編集] タブをクリックした後、[編集の管理] グループで [編集] 編集可能 をクリックします。
    複数のワークスペースの編集を許可します。

    ArcGIS Pro は、データを作成または変更した時点で選択したレイヤーのワークスペースに対して自動的に編集セッションを開始し、編集内容を保存または破棄した時点でセッションを終了します。 それ以降に編集を行うと編集セッションが再開し、編集内容が保存されるか破棄されるまで実行されます。

  2. 編集可能なレイヤーでフィーチャを作成、変更、または削除します。
  3. リボンの [編集] タブをクリックして、[編集の管理] グループの [保存] 編集の保存 をクリックします。
  4. 編集を終了するには、リボン上の [編集] タブにある [編集の管理] グループで [編集] 編集の終了 をクリックします。

    編集内容がまだ保存されていない状態で編集を終了すると、[編集の無効化] ダイアログ ボックスが表示されます。 [はい] をクリックして編集内容を保存するか、[いいえ] をクリックして編集内容を破棄します。

    編集の無効化

1 つのワークスペースの編集セッション

[編集] ボタン 選択したジオデータベース は、リボン上の [編集] タブを使用して編集ツールを手動で有効化し、ワークスペースを手動で選択するよう求めるように ArcGIS Pro が設定されている場合に使用可能になります。

編集ツールを有効にしてワークスペースを選択するには、次の手順を実行します。

  1. リボン上の [編集] タブをクリックした後、[編集の管理] グループで [編集] 選択したジオデータベース をクリックします。
    1 つのワークスペースの編集を有効にします。

    [ワークスペースの選択] ダイアログ ボックスで、ワークスペースを選択するよう求められます。

  2. [マップ] ドロップダウン矢印 マップ ビュー をクリックして、頻繁に編集するマップを選択します。

    ワークスペースの選択

    マップのワークスペースが [ワークスペース] ビューに表示されます。

  3. [ワークスペース] ビューで、編集中のレイヤーを含むワークスペースをクリックします。

    そのワークスペースに含まれているレイヤーが [レイヤー] ビューに表示されます。

    ヒント:

    レイヤーをクリックすると、そのレイヤーの編集ステータスがダイアログ ボックスの下部に表示されます。

  4. [OK] をクリックします。

    編集ツールとフィーチャ テンプレートが有効になり、選択したワークスペース内のレイヤーが編集可能になります。

    注意:

    バージョン非対応のエンタープライズ ジオデータベースのワークスペースを選択すると、リボンの [編集] タブで、編集内容を手動で保存および破棄できます。

    保存と破棄

  5. 編集可能なレイヤーでフィーチャを作成、変更、または削除します。
  6. リボンの [編集] タブをクリックして、[編集の管理] グループの [保存] 編集の保存 をクリックします。
  7. 編集を終了するには、リボン上の [編集] タブにある [編集の管理] グループで [編集] 選択したジオデータベース をクリックします。

    編集内容がまだ保存されていない状態で編集を終了すると、[編集の無効化] ダイアログ ボックスが表示されます。 [はい] をクリックして編集内容を保存するか、[いいえ] をクリックして編集内容を破棄します。

    編集の無効化

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